カツオとドラえもんは同じ声優だった!?「声優交代」があったアニメキャラ3選
アニメキャラを演じる声優は、ファンに惜しまれながらも時折交代することが。例えばドラえもんの声優は、現在四代目の水田わさびさんが演じています。意外と知られていない世代交代の理由や、当時の反響などを見ていきましょう。
声優交代の「違和感」乗り越えた?
長年にわたり放送されているアニメでは、年齢などの事情によって声優が交代することもしばしば。ただ先代が築き上げてきたイメージが定着しているほど、後代のプレッシャーは計り知れません。実際に世代交代して驚きの声が上がったアニメキャラを振り返っていきましょう。
まずは『名探偵コナン』の毛利小五郎について。1代目は渋い声の男性として印象的な神谷明さんで、2代目は先代の毛利小五郎を再現している小山力也さんが担当しています。交代当初は違和感を覚えた視聴者もいたようで、ネット上では「毛利小五郎が少し若くなった気がする」などの声が。
しかし時を経て「声優が変わった当初はダンディ過ぎると感じたけど、聞いているうちに馴染んできた」「今は全く違和感がない」という人が大多数を占めるようになりました。10年以上も同じ声を聞いていると慣れてくるようです。
続いては2020年に50周年を迎えた『ドラえもん』より、ドラえもん。現役ドラえもんの声優が4代目であることはご存知でしょうか。特に「ドラえもんの声」として有名なのは、歴代最長の26年間演じていた3代目の大山のぶ代さん。
なぜ1代目と2代目の印象が薄いかというと、どちらも約3ヶ月で交代していたためです。ですが『天才バカボン』のバカボンのパパで有名な富田耕生さんが1代目、2代目は『ドラゴンボール』の孫悟空で有名な野沢雅子さんと豪華な声優陣でした。現在は水田わさびさんが10年以上演じており、現代の子供たちには先代に負けないほど「ドラえもんの声」として定着しています。