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「もらってガッカリ」なハズレ特殊能力3選 使い方次第では強い?

アニメでは特殊能力を使ったバトルを描く作品が数多くあります。作中で登場するキャラ全てに能力が付与されるわけではないので、能力を得たキャラは嬉しいでしょう。しかし能力によっては使いどころが難しい、「ハズレ性能」と言われる能力も……。惜しくも「ハズレ性能」と言われてしまいがちな能力を紹介します。

ガチャで惜しくもハズレ性能!使いどころに悩みそうな能力たち

保有する悪魔の実は非戦闘系なので刀が大事な錦えもん『ワンピース SCultures BIG 造形王頂上決戦3 Vol.2』(バンプレスト)
保有する悪魔の実は非戦闘系なので刀が大事な錦えもん『ワンピース SCultures BIG 造形王頂上決戦3 Vol.2』(バンプレスト)

 アクションの派手なアニメでは、独自の特殊能力を使ったバトルシーンは大いに盛り上がるもの。作品によっては頭脳を使った能力バトルもありますが、蹴ったり殴ったりという直接バトルでは単純でわかりやすい能力の方が強く見えますよね。しかしそれだけに、ちょっと使いどころがわからない「ハズレ」能力を持つキャラの存在は目立ちがちです。

 たとえば能力者が多数登場する『ONE PIECE』では、「ゴムゴムの実」や「グラグラの実」などの強い能力が有名です。しかし能力の種類がたくさんあると、使いどころがわからない能力も少なくありません。

 そのなかで、ハズレ性能と言われるひとつが「フクフクの実」。ワノ国で登場した錦えもんが保有している能力で、葉っぱや小石などを衣服に変化させます。

 ストーリーでは、極寒の地でルフィたちに暖かい服を着せてあげた錦えもん。変装したり服にお金をかけなくてもよくなるのは嬉しいものの、変化させた衣服は脱いだり損傷したりすると消滅します。戦闘では使いづらく、まさかの事故を考えたら潜入捜査に使うのも怖い……。これではハズレ性能と言われるのも当然かもしれません。

 また「ナギナギの実」も、なかなか使う人を選ぶ能力。ドフラミンゴの実弟・コラソンが得た能力で、自分や他人が出す音を全て消し去ります。潜入や暗殺といった任務にはピッタリですが、逆に言えばそこまでのサポートしかできないスキル。一般人には触れることさえできなくなる「自然系」と比べると、本人の実力が求められる「超人系」の能力は当たりはずれの大きさが凄まじいですね。

 続いて、『ジョジョの奇妙な冒険』に登場するスタンド能力を見ていきましょう。時を止める能力などが有名なスタンドですが、なかには術者本人に危害が及ぶ危険なものも……。

 第5部で登場したパンナコッタ・フーゴのスタンド「パープル・ヘイズ」は、その代表です。パープル・ヘイズの拳にはカプセルがついており、殺人ウィルスが入っています。殴るなどの行動で拳のカプセルが壊れると、ウィルスが飛散。感染した生物はたった30秒で死に至ってしまう恐ろしい能力です。

 攻撃力抜群のスタンドでかなりの強さを誇りますが、問題なのはウィルスが能力者のフーゴ自身にも感染するということ。本編ではフーゴが鏡の世界に閉じ込められた時に使用しましたが、使わなければどっちにしろ死ぬという場面でした。危なすぎて滅多に拳を振り回せないとなれば、ハズレ性能と言わざるを得ませんね。

【画像】使えねぇよ!ハズレ能力を引いてしまったキャラを見る(5枚)

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