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「もらってガッカリ」なハズレ特殊能力3選 使い方次第では強い?

強いけど代償の割に……。悲しき忍びのハズレガチャ

使える場面がとても少ないスタンドのパープル・ヘイズ「超像可動 「ジョジョの奇妙な冒険」第五部 47.パープル・ヘイズ(荒木飛呂彦指定カラー)」(メディコス)
使える場面がとても少ないスタンドのパープル・ヘイズ「超像可動 「ジョジョの奇妙な冒険」第五部 47.パープル・ヘイズ(荒木飛呂彦指定カラー)」(メディコス)

 最後に『NARUTO』で「ガチャ失敗」と噂されるのは、ナルトのライバル・サスケの能力。失敗と呼ばれる原因は、うちは一族が開眼する「万華鏡写輪眼」にあります。写輪眼はうちは一族の特異体質で、愛情の喪失によって深い悲しみや怒りに飲まれることで開眼する能力。その写輪眼が進化した「万華鏡写輪眼」は、うちは一族のなかでも限られた人物しか開眼していません。

 同能力は人によって少しずつ違い、対象が燃え尽きるまで消えない黒い炎の「天照」や、相手を幻術世界に閉じ込めて精神的苦痛を与える「月読」、自分自身や対象物を異空間に転送する「神威」などが登場しています。

 うちはサスケは万華鏡写輪眼を開眼したひとりで、両目にそれぞれ「天照」と「炎遁・加具土命」を獲得しました。万華鏡写輪眼は右目と左目で違う能力が宿りますが、サスケはどちらも「天照」関連。黒い炎を呼び出す「天照」がなければ、「黒い炎を自在に操る」という能力である「加具土命」はほぼ無意味になるでしょう。そのためネット上では、「サスケは万華鏡写輪眼ガチャで爆死した」と言われてしまうこともありました。

 能力を得る代償が兄の殺害であったことを思えば、能力が「炎を出して操る」に終始したのはたしかにちょっとハズレ感があります。うちはイタチの「月読」、うちはオビトとはたけカカシの「神威」が特に強力な能力であったため、不運にも比較されただけという見方もできますが……。

 全てのキャラが所持しているわけではない特殊能力。能力を得たことは嬉しいものの、使いどころが難しいハズレを引いてしまったキャラは頭脳でカバーするしかありません。ハズレにめげず、読者が驚くような使い方で話を盛り上げてくれることを祈りましょう。

(LUIS FIELD)

【画像】使えねぇよ!ハズレ能力を引いてしまったキャラを見る(5枚)

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