【漫画】安アパートに「人外」が出没! シングルマザーと化け物の不思議な交流に「ほっこり」
日々の仕事でヘトヘトになりながら娘を育てているシングルマザー。安いアパートに引っ越すと、そこには化け物がいました。しかし、彼女は化け物の異形の姿を怖がることなく……。八丸真幸さんがTwitterで公開した創作マンガが話題です。
「人外」にも怯えることなく強気なシンママ
女手ひとつで娘を育てているシングルマザーが、節約のため安いアパートへと引っ越します。しかし、そのアパートの家賃が安いのは、部屋に奇妙な姿の「人外」が現れるからでした。「人外」に出くわしたシングルマザーは、怖がるかと思いきや意外な反応。「家賃払ってんの私だぞ?」と、言わば居候である「人外」に怒りをあらわにして……。
八丸真幸さん(@2D2D2D)の創作マンガ『社畜シングルマザーと人外』がTwitterで公開されました。八丸真幸さんは『夢☆恋』(徳間書店)で連載デビュー。2022年には、集英社の「少年ジャンプ+」でホラー読み切り作品『ネオ・フォークロア』も発表した漫画家です。今回の『社畜シングルマザーと人外』は、ホラー調の導入から一転する展開。最後はほっこりとさせられます。
読者からは「素敵な作品」「和みます」「意外と生真面目な人外さん」「母は強しですな」といったコメントが寄せられています。また、作中に登場する「人外」について「かわいい」という感想も多く見られました。Twitter投稿は1.1万いいねがつく話題作となっています。
作者の八丸真幸さんに、お話を聞きました。
ーー八丸真幸さんの漫画家としてのデビューのきっかけを教えて下さい。
徳間書店の「月刊COMICリュウ」で開催されていた新人発掘企画「登竜門2」で、ありがたいことに1位をいただいたことがきっかけです。
ーー『社畜シングルマザーと人外』のお話はどのように生まれましたか?
かわいい人外が見たいな~という気持ちからです。
ーー八丸真幸さんは「人外」が登場する作品を多く描いています。それは、どのような理由からでしょうか?
シンプルに……性癖で……あらためてこう言葉にすると盛大に恥ずかしいですね……!!
ーー『社畜シングルマザーと人外』のアパートは『ネオ・フォークロア』と同じ建物という設定だったようですね。今後もこのアパートを舞台にした作品を描くご予定はありますか?
もともと賃貸アパートというステージが好きなので、これからもちょくちょく怪異とエンカウントする場所として描きたいな~と思っています。
ーー作品に対する反応で、特に印象に残った読者の声について、教えて下さい。
読者さまのご感想はいつも楽しく、またうれしく拝見させていただいております。そのなかでも特に印象に残っているのは「作中にはっきり描いていないのに、自分が設定として考えていた部分をドンピシャな考察で読み取って下さった」という方がいらっしゃったことです。いつもありがとうございます……!!
ーー今後、Twitterで発表される作品については、どのように活動していきたいとお考えでしょうか?
元気に「性癖」を描き散らかせたらいいな~と思っております……!!
(マグミクス編集部)