『ドラゴンボール』よくよく考えると「無能」大物キャラ・3選 「あっけなく殺された」
マンガ『ドラゴンボール』では、敵味方問わずさまざまな特技や技を持ったキャラクターが登場します。そのなかでも重要なキャラにも関わらず、活躍しなかった大物キャラを3人を紹介します。改めて言われてみると「確かに」と納得するキャラが多いはずです。
有名なキャラだけど、実績を考えるとちょっと微妙?

『ドラゴンボール』ではさまざまなキャラクターが存在し、特別な能力や人並外れた戦闘力でバトルを繰り広げていくところが魅力のひとつです。しかし、個性豊かなキャラクターの中で、設定として重要な立場にいながら無能さを発揮するキャラも少なくありません。
まず取り上げるのは「レッド総帥」。世界一の軍隊と恐れられるレッドリボン軍の総帥ですが、自分自身の力はそこまで強くなく、軍隊のトップということで存在感を発揮していたといえます。『ドラゴンボール』では初期に登場しており、「ギャグ要因のキャラ」というイメージも強いですよね。
そんなレッド総帥ですが、軍は幼少期の悟空の力で壊滅状態に追いやられたうえに、部下のブラックにあっけなく殺されるという残念な最期……。悟空に勝てる予感がまったくなかったため、無能感がとても強いキャラと言えるでしょう。
続いて魔人ブウ編で無能さが際立った「界王神」に注目していきましょう。そもそも界王神は、界王をまとめる大界王よりも上位に位置する「神」という立場でありながら、戦闘シーンで活躍した場面はほとんどありません。フリーザを倒せるほどの実力はあるそうですが、バビディ一味には怯えている一方で、ほぼ戦力外に等しい状況でした。
また悟飯に伝説の剣といわれていた「ゼットソード」を引き抜くように促し、抜いた後は魔人ブウ退治に向けて剣を使った修行を行いましたが、特にそれがパワーアップに役だったと言えません。
途中で付き人として登場したキビトと界王神は、ポタラで合体したものの、それ以降も目立つ活躍はありませんでした。例えば作中では「魔人ブウの地球破壊時に界王神によって瞬間移動で助けられたのは悟空・ベジータ・デンデ・ミスターサタン・犬のベエ」「ここぞという場面で体力切れのせいで瞬間移動ができない」といったパッとしない行動が多い印象。もっと界王神がスマートに対応していれば、そもそも魔人ブウの誕生を食い止められたと考察する人も少なくないようです。
他の「実績が微妙なキャラ」として取り上げるのは、『ドラゴンボール』初期の欠かせないキャラである「神様」。実績を振り返ってみると、確かに微妙な点が多いかもしれません。