『ワンピース』ルフィを描いた応援が白熱 欧州サッカー最高峰の舞台で
2023年2月、フランスのパリで欧州最強サッカークラブを決める大会が開催。試合前の応援パフォーマンスとして、『ONE PIECE』の主人公、モンキー・D・ルフィが描かれました。優勝候補対決ということも相まって、押しかけたサポーターだけでなくTwitterユーザーをも大興奮させています。
スタンドにルフィの巨大横断幕が登場!
2023年2月14日(日本時間15日)、欧州サッカークラブの頂点を決めるUEFAチャンピオンズリーグ(CL)の決勝トーナメント1回戦がフランスのパリで開催。優勝候補であるパリ・サンジェルマンとバイエルン・ミュンヘンが対戦しました。
対戦前から非常に注目を集めていましたが、試合前に人気アニメである『ONE PIECE』の主人公ルフィを使用した巨大横断幕が登場したことで、国内外問わず多くのファンから驚きの声があがりました。
使用された横断幕にはバックスタンドから反対側のゴール裏に向かって伸びたルフィの腕が、バイエルンのエンブレムをパンチする様子が描かれています。さらにルフィのパンチを食らったエンブレムにはひびが入っており、サンジェルマンのサポーターは大盛り上がり。
このようなパフォーマンスが行われた背景には、日本のアニメやマンガがフランスにおいて大人気であることが挙げられます。毎年7月には『Japan Expo』と呼ばれる世界最大級の日本文化展覧会が行われ、2022年は25万人以上の来場者が詰めかけました。パリ市内には日本のジュンク堂書店も出店しており、店内にはフランス語に翻訳された日本のマンガ作品も数多く販売されていました。
またサンジェルマンのスタジアムでは、過去にも日本のアニメキャラが登場しています。2018年2月に行われたマルセイユとの試合は、「ル・クラシック」と呼ばれる伝統のライバル対決。優勝を占う大事な試合に現れたのが、『ドラゴンボール』の孫悟空でした。オレンジ色の道着に身を包んだ孫悟空の左胸には、サンジェルマンのエンブレムが施されていました。