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『うる星』あたるの「意外」な純愛エピソード 『呪術廻戦』乙骨憂太に並ぶ名セリフも?

劇場版『呪術廻戦0』で主人公乙骨憂太が放ったひと言「失礼だな、純愛だよ」は、ネット上でも感動と熱狂を巻き起こしました。しかし憂太以外にも霊となった女の子に愛情を注ぎ、胸に刺さる感動のひと言を残した主人公が。意外なキャラの愛情を、憂太の純愛ぶりと比べてみました。

主人公の純愛によって成仏できた?

諸星あたるらメインキャラが集合した『うる星やつら』キービジュアル (C)高橋留美子・小学館/アニメ「うる星やつら」製作委員会
諸星あたるらメインキャラが集合した『うる星やつら』キービジュアル (C)高橋留美子・小学館/アニメ「うる星やつら」製作委員会

 大ヒットした劇場版『呪術廻戦0』にて、乙骨憂太が夏油傑と死闘を繰り広げる際に放ったひと言「失礼だな、純愛だよ」。ネット上でも印象的な名言として感動の声が続々と上がりました。

 憂太と祈本里香の関係性を表した見事に刺さるセリフですが、実は憂太と同じくらい幽霊の女の子に愛情を注いだ主人公がいます。それは『うる星やつら』の主人公・諸星あたる。プレイボーイでナンパなあたるですが、彼が発した感動のひと言とは? 憂太とあたるを並べて比較してみましょう。

 憂太と里香の関係は、幼い頃に結婚の約束を交わしたところからスタート。間もなく里香が交通事故で亡くなり、里香は怨霊と化してしまいます。里香の呪いに苦しめられながらも、里香との結婚指輪を外さない憂太。最後に里香との決別を覚悟した憂太は、里香の呪いを解呪に臨みました。

 呪いの状態では大柄で禍々しい見た目だった里香ですが、解呪を経て本来の姿に戻り、消えていきます。本編では憂太が里香との間で交わした指輪を、まだつけているのか気になっているファンが多いようです。

 一方、あたると純愛劇を繰り広げた霊は、幽霊の望ちゃん。生前に入院先の病院前を走るあたるの姿を見て、恋心を抱くようになったといいます。そして治療の甲斐も無くクリスマスの日に亡くなった望ちゃんでしたが、あたるへの未練が残り成仏できず。想いを伝えるため、幽霊となってあたるの前に現れます。

 望ちゃんの未練は、1度でいいからあたると真っ白い雪の中で腕を組んでデートをすること。そこで望ちゃんの母親から頼まれた僧侶・チェリーの姪で巫女のサクラが、望ちゃんとあたるのデートを取り持ったのです。望ちゃんはあたるのために生前編んでいた手編みの帽子、マフラー、手袋、レッグウォーマー、そして完成させられなかった編みかけのセーターをプレゼント。季節は初夏でしたが、あたるはそれらのプレゼントを身につけてデートに出かけます。

 あたると、生前歩けなかったさまざまな場所を巡った望ちゃん。雪はなかったものの、遊園地で上がった真っ白い花火を見てついに未練がなくなります。最後はあたると腕を組みながら、満足そうな笑顔を残して成仏していきました。

【画像】純愛ぶりにホロリ…『うる星』あたると『呪術』乙骨の意外な共通点(4枚)

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