生きててほしかった! 「倒されてショックだった敵キャラ」が話題に
主人公の仲間や家族が死んでしまうシーンはショックが大きいですが、好きだった悪役や敵キャラの死についても、「ショックで号泣した」という意見もあります。『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』『うしおととら』など人気の名作から、「敵だけど倒されてショックだった」と話題の敵キャラたちを振り返ります。
退場した「兄貴キャラ」に同情集まる?
マンガやアニメに登場する敵キャラクターのなかには、憎むべき悪役だと思っていたけれど愛着が湧いてしまい、いなくならないでほしかった……というキャラが思い浮かぶ人も少なくないでしょう。そこで今回は、ネット上で話題の「敵だけど倒されてショックだったキャラクター」について紹介していきます。
※この記事では『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』をはじめとする少年マンガ作品のキャラの生死に関わる記述があります。
人気俳優による映画化でも話題になり、2023年には新作アニメの放送が決定している『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』からは、志々雄真実の名前が挙がりました。火傷跡を隠すため全身包帯姿のなんとも不気味な風貌ながら、そのカリスマ性に惹かれる読者も多いようです。「男らしくてシンプルにカッコいい」「志々雄と由美はセットで生きててほしかったな」といった声がありました。
作品内で複数の悪役キャラが死んでしまうケースも少なくありません。『銀魂』からは、馬董・伊東鴨太郎・河上万斉・岡田似蔵といった個性あふれる敵キャラたちの名前が挙げられました。
さらに『NARUTO-ナルト-』からも、うちはイタチ・うちはマダラ・デイダラ・桃地再不斬・白(ハク)などの名前があがっています。ネット上ではそれぞれ「万斉は武市が助けに来ると思ってた」「『NARUTO』の暁メンバー全員好きだったから死なないでほしかったよ」「マダラが死んだ時は号泣しました」と盛り上がっています。
他には『北斗の拳』でケンシロウの最大のライバルでもあるラオウや、「変なヤツだったけど面白くて好きだったのに」と『ゴールデンカムイ』の宇佐美、「プロシュートの兄貴は最後までアニキ」と『ジョジョの奇妙な冒険』のプロシュートを挙げる声も。
プロシュートと同じく兄貴分のキャラで言うと、『うしおととら』の秋葉流(あきばながれ)の名前も挙がっていました。流は主人公の蒼月潮に何度も力を貸すなど良き兄貴キャラとして人気でしたが、最終的に敵側に寝返り、とらと戦い命を落とします。「流は裏切ると思ってなくて死んでショックだったわ」「嫌いになれない。生きててほしかった」と、ショックを受けた読者も多かったようです。
(マグミクス編集部)