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悲しい過去は関係する? 『鬼滅の刃』で一番「人望」がありそうな十二鬼月

「刀鍛冶の里編」が2023年4月から放送される『鬼滅の刃』には、個性豊かなキャラが多数登場します。なかでも鬼舞辻無惨率いる12体の鬼、「十二鬼月」の存在は強烈な印象を放っています。極悪なメンバーが揃っていますが、ネット上では「十二鬼月のなかで一番人望がありそうなのは誰?」と話題が盛り上がっていました。

玉壺なら壺をくれるかも!?

『ワールドツアー上映「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ』本ポスター  (C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable
『ワールドツアー上映「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ』本ポスター  (C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

 2023年2月3日、節分に合わせて、『鬼滅の刃』の「十二鬼月」に焦点を当てたスペシャルPVが公開されて話題となりました。個性豊かなキャラが多数登場する同作のなかでも、特に鬼舞辻無惨率いる12体の鬼の存在は強烈な印象を放っています。

 極悪なメンバーが揃っていますが、ネット上では「十二鬼月のなかで一番『人望(?)』がありそうなのは誰?」と話題になっていました。一応、鬼側の勢力も「組織」ではあるため、「自分が鬼だったら、どの十二鬼月となら上手くやれそうか」と、さまざまな意見が出ています。

※一部『鬼滅の刃』でまだアニメ化されていない物語の話題を含みます。ご了承の上お読みください。

 まず、下弦の伍である累に関して、「家族を求める気持ちにキュンとする」といった好意的な声が多く上がっています。ただ、累は家族でも何でもない鬼たちを脅して「疑似家族」を作っていたので、「あれは引く」「累と関わったら一番地獄」という意見もありました。

 その他の下弦については、下弦の壱の厭夢に関しては「性格が悪すぎて論外」、「パワハラ会議」で殺された他4人の下弦は「あの状況でちゃんと怯えるってことは常識人寄りだけど、あっけなく死に過ぎてどんなキャラか分からん」などと言われ、「下弦は対象外」というような意見が多数派です。

 また、上弦の鬼では人望云々以前に、上弦の参である猗窩座以外には「話しかけられない」という声が多くありました。「猗窩座以外みんな中身がカスすぎるよね」「他の鬼はまともに会話にならないどころか、気まぐれで殺されそう」「自分が下弦として、何か連絡事項で話しかけるなら、消去法で猗窩座」といった声が続出しています。それには、アニメでは今後明かされる猗窩座の過去も関係しているかもしれません。

 一応会話ができるという点では、上弦の弐である童磨と伍の玉壺の名前が出ていました。童磨については「向こうから話しかけてきてくれそう」「味方同士なら怖くないのでは?」といった意見もあり、玉壺は「話しかけたら高価な壺をもらえそう」「会話は成立しそうだけど、どんな話すりゃいいんだ」など玉壺の不思議キャラに戸惑う声もありました。ちなみに、一番会話にならなそうなのは「常に怯えている半天狗(上弦の肆)」という意見が大多数です。

 他には上弦の陸である妓夫太郎は、「妹の堕姫を守っていていい奴なのでは?」という声も見られます。悲しい過去をもつ鬼が選ばれやすいようですが、十二鬼月のなかでダントツで人気があるのは、やはり猗窩座でした。敵であっても技を絶賛したり、鬼に勧誘したりと敬意を見せる姿から「人望がありそう」と考える意見が多く見られます。しかし、弱者を嫌う一面もあることから、「猗窩座は強いヤツ以外無視しそう」という否定的な意見もありました。

 ちなみに、十二月最強の上弦の壱・黒死牟に関しては、「一応、元武士として道理に反したことはしなさそう」という声もありましたが、「でも会話はすぐ終わるんじゃないか」「少しでも弱い所見せたら、『お前みたいな鬼は無惨様には必要ない』って処分されそう」と、厳しそうな雰囲気が怖がられています。

 悲しい過去に心を打たれることはあれど、十二鬼月に「人望」を求めるのはなかなか厳しいようです。

(マグミクス編集部)

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