「なぜモテるのかわからない…」異性を惑わすアニメキャラ・3選
ルックスや性格など、何かしら秀でたところがある人物なら、異性からモテモテだったとしても理解できます。しかしアニメキャラクターの場合、それほど魅力があるとは思えない人物がハーレムを築いていることも……。今回は、なぜ周囲が虜(とりこ)になっているのか全く理解できない魔性のキャラたちに注目します。
高嶺の花よりも癒しを求める男たち
特別容姿にすぐれているわけでなく、性格が魅力的なわけでもないのに、なぜか作中の登場人物たちにこぞって愛されている……。アニメキャラクターのなかには、そんな魔性のモテ男やモテ女が数多く存在します。今回は謎めいたモテモテ描写を振り返り、異性を虜(とりこ)にする秘訣に迫っていきましょう。
●『機動戦士ガンダム』ミライ・ヤシマ
ホワイトベースの操舵手であるミライ・ヤシマは、地球連邦政府元高官の令嬢です。育ちの良さもあって穏和な性格の持ち主ですが、キャラクターデザインからして、それほど端整な容姿には見えません。
むしろルックスの華やかさに関しては、ホワイトベースの通信担当であるセイラ・マスに分があると言えるでしょう。ですが、なぜか作中ではセイラよりもミライの方が異性に言い寄られていました。
しかも彼女に恋心を覗かせた男性は、ひとりやふたりではありません。元々許婚関係にあったサイド6の検察官、カムラン・ブルームを始めとして、ホワイトベースの艦長であるブライト・ノアもミライの虜(とりこ)になっています。さらにホワイトベースに配属されたパイロットのスレッガー・ロウも、事あるごとに口説き文句を放ち、最終的にふたりはキスを交わす間柄に……。
いまだにミライがモテることに納得できない人も多いようで、セイラ派の間では「大人になったらミライの魅力が理解できるのかと思ってたけど、よく分かりません」「結婚するならセイラだろ」といった意見が上がっています。
しかしその一方で、「セイラは美人すぎて近寄りがたい」「ミライの包容力はレベチ」とミライを支持するファンも。
作中の男性陣にとっても、戦争中という厳しい状況で包容力をふりまくミライの姿が、聖母のように映ったのかもしれません。