【漫画】朝活のために早起きした母 でも娘たちの「母センサー」が発動して?
娘たちが起きる前に、「朝活」しようと早起きした母親。こっそり寝室を抜け出してリビングに移動したのもつかの間……。Instagramで公開されたマンガが、「あるある!」と話題になっています。作者のとんがりめがねさんにお話を聞きました。
「自分時間」の確保、どうしてる?

娘たちが起きる前の自由時間について描いたマンガ「母の朝活」が、Instagramで1000以上のいいねを集め話題となっています。娘たちが起きないうちにひとりの時間を満喫しようと、早めに起きて寝室を抜け出した母親。しかし、リビングでくつろぎ始めたのもつかの間、娘たちの「母センサー」が作動してしまい……という内容で、「あるある!」「自由時間の確保って難しいですよね」などの声があがっています。
このマンガを描いたのは、Instagramやブログ「※あくまでウチの場合」などでマンガを発表している、ブロガーのとんがりめがねさんです。とんがりめがねさんに、作品についてのお話を聞きました。
ーーマンガを描き始めたのは、いつ頃からでしょうか?
2021年からです。普段はデザインの仕事をしているのですが、イラスト系は苦手だったので、練習にもなると思って描き始めました。
ーー今回のマンガを描いたきっかけを教えて下さい。
「朝活」に失敗し、報われない気持ちを昇華したくて描きました。
ーー「朝活」では、主に何をしたいと思っていますか?
早朝、私が隣にいないと子供が絶対に起きてきてしまうので、マンガの作中のような自由な朝活はあきらめました。今は早く起きても、そのまま布団のなかでできることをしています。例えば、マンガのプロットをスマートフォンで打ち込んだり、昨夜のドラマをスマートフォンで視聴したりしています。
ーー朝活の途中で娘さんたちが起きてきてしまったとき、どのように感じますか?
まるで試験監督に「はい、終了! ペン置いて!」と言われているかのような気分になります。「圧倒的不完全燃焼」です。
ーー忙しい毎日のなかで、自分の時間を確保するために何か工夫されていることはありますか?
「何の制限もない自由なひとり時間」は限られているので、いざ時間が確保できたときにはすぐ取り掛かれるよう、日々の生活で下準備をしています。例えばお風呂やトイレ、家事の間に、頭のなかで次に描きたいマンガの構成を組み立てたり、スキマ時間に必要な資料を検索したりしています。
ーー最近、娘さんたちを特に「かわいい!」と感じたのは、どのようなときですか?
姉妹だけでヒソヒソ話をして、ふたりで大爆笑しているときです。次女も3歳半になり、会話が成立するようになったので、姉妹の「ごっこ遊び」のレベルも上がりました。見ていてとてもほほ笑ましいです。
ーー作品について、どのような意見が寄せられていますか?
「母センサー」の感度が高いお子さんをお持ちの方々から、強く共感していただける声が多かったです。なかには「ウチの子と指の吸い方が一緒」「ウチも胸元に手を入れてくる」など、細かい部分まで共感していた方もいらっしゃいました。
ーー創作活動で今後、取り組んでいきたいことを教えて下さい。
少し前、長女の「中間反抗期」についてのマンガを連載していたのですが、同じように子供の反抗期に悩む親御さんから、作品への感謝のメッセージをたくさんいただきました。これまでは「誰かが傷つかないように」ということを気に掛けながらマンガを描いてきましたが、私のマンガで「誰かを救えるかもしれない」とも考えるようになりました。今後は、そのような作品を少しでも多く描いていけたらいいなと思っています。
(マグミクス編集部)