マグミクス | manga * anime * game

『ジョジョ』の衝撃的な「ありえない」名場面 体半分ちぎれても流暢に会話!

1987年から長期にわたって連載されている、大人気マンガ『ジョジョの奇妙な冒険』は、独特の世界観とバトルシーンが大きな魅力のひとつですが、なかには「目を疑ってしまうあり得ないシーン」もいくつか存在しています。

『ジョジョ』の思わず目を疑う場面 でも読ませてしまう秘訣は?

 TVアニメ『ジョジョの奇妙な冒険』第3部キービジュアル (C)荒木飛呂彦&LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社・ジョジョの奇妙な冒険SC製作委員会
TVアニメ『ジョジョの奇妙な冒険』第3部キービジュアル (C)荒木飛呂彦&LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社・ジョジョの奇妙な冒険SC製作委員会

「週刊少年ジャンプ」「ウルトラジャンプ」にて長期にわたって連載されている、『ジョジョの奇妙な冒険』は、シリーズ累計発行部数が1億2000万部を超えている人気作品です。同作には、「目を疑ってしまうようなあり得ない名シーン」が多く、ネットでも話題になっています。特に、「負傷シーン」での、あまりにも「頑丈すぎる人体」に注目する人が多いようです。

 例えば、第2部に登場したナチスの兵士・マルクの死亡シーンです。彼はローマの地下に眠る「柱の男」の下へ、ジョセフたちを案内する役として登場しますが、すでに蘇っていた「柱の男」のひとり・ワムウと「軽く身体がぶつかった」ことによって、半身を削り取られてしまいます。

 恐ろしいことに、マルクは身体を縦に真っぷたつにされました。しかし、マルクは半身を削られてから死ぬ間際まで、友人のシーザーと言葉を交わし続けます。

 この時点で即死せず意識があるだけでも衝撃ですが、この時のマルクは、かなり流暢に言葉を発していました。断面の作画から、喉はかろうじて無事にも見えますが、脳の一部を失っているのは確実です。にもかかわらず、数コマにわたって喋り続けるマルクの姿に、ファンからは「声帯どうなってんの」「即死だろこれ」とツッコミが相次いでいました。

 一方、「柱の男に『食われた』時に起こる、時間差でダメージが身体に出る現象じゃないか」という考察や、「マルクは本来メインキャラを張れるほどの、強い身体の持ち主だった」と想像する声もあります。

 同じくツッコみたくなる負傷シーンとしては、第3部のポルナレフのタフさもよく例に挙げられます。ポルナレフは3部の終盤、ヴァニラ・アイスとの戦闘で、左脚の腿と爪先を欠損する重傷を負ってしまいます。

 戦闘終了後、ポルナレフは応急処置として、カーテンの切れ端で傷口を縛り、なんとそのまま「さっきよりは飛んだりはねたり」できるようになりました。「痛みはあるが気にしたりヘコたれてるヒマはねー」と言い、その後もしっかり戦闘に参加しています。

 前述のマルクに比べれば比較的軽傷に思えますが、つま先の負傷シーンを見ると指の根本までガッツリ削り取られているようです。現実の人間が負ったら、ショックで気絶するレベルの重傷でしょう。読者曰く、「第3部は大出血しても次のエピソードで完治してること多いから……」とのことで、ネタとして楽しんでいるようでした。回復役のスタンド使いがいない3部ですが、花京院が目を切られても復帰できたように、おそらく承太郎たちを支援してくれる「スピードワゴン財団」に優秀な医師がいたのでしょう。

 思わずツッコみたくなるような場面は負傷時に限らず、色々な部分で描写されています。ほんの一例ですが、承太郎は「イエローテンバランス」のスタンド使いラバーソールとのバトルで、「排水溝に向かってパンチを繰り出し、水圧で排水溝と繋がっているマンホールの蓋(しかもラバーソールが上に立っている)を吹き飛ばす」という衝撃の技を披露。承太郎の荒業を見て「その手があったか」「さすが」とスカッとしますが、冷静に考えると「いくら『スタープラチナ』のパワーでも、そうはならんやろ……」となる1シーンです。

『ジョジョの奇妙な冒険』の世界では「スゴ味」という概念が存在します。5部でブチャラティがジョルノと戦った際に出た言葉で、汎用性が高い言葉ゆえに、ファンの間では、「矛盾点やツッコみどころを一気に解決する言葉」としてすっかり定着しています。「帽子と髪の毛が一体化する」「短期間で急激に背が縮む、もしくは背が伸びて痩せる」「空中に描いた絵を相手に認識させられる」「ジャンケン対決で異常な高さまでジャンプ」「最初は女性だったキャラが男になり、主人公に求婚してくる」「岩人間がバスと同じスピードで歩行する」などの現象も、「スゴ味」のなせる技のようです。

「唯一矛盾が許される作品」とまで言うファンもおり、その豪快さは正にシリーズの大きな魅力といえるのではないでしょうか。

(マグミクス編集部)

1 2