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【漫画】引っ越しを機に寝室を分けた親子 初日の夜、息子たちが母の部屋にやってきて?

かつては息子たちと川の字で寝ていた作者。引っ越しをきっかけに、別々の部屋で寝ることしたのですが……。Instagramで公開された当時の思い出をつづったマンガが、「今を大切にします!」「大変だったけど懐かしい」と話題になっています。作者の月野まるさんにお話を聞きました。

「もったいないことした」母の後悔とは?

子供と別々の部屋で寝ることになった頃の思い出を描いたマンガのカット(月野まるさん提供)
子供と別々の部屋で寝ることになった頃の思い出を描いたマンガのカット(月野まるさん提供)

 子供と別々の部屋で寝ることになった頃の思い出を描いたマンガが、Instagramで1万4000以上のいいねを集め話題となっています。引っ越す前までは息子たちと川の字で寝ていた作者。現在の家に引っ越したのをきっかけに、別々に寝ることしたのですが……という内容で、「読み聞かせしていた頃が懐かしい」「イヤイヤ期で大変ですが、今を大切にしたいです」などの声があがっています。

 このマンガを描いたのは、漫画家・イラストレーターの月野まるさんです。InstagramTwitter、ブログ「ナイフみたいにとがってら」で日常の出来事をマンガにして発表しています。これまでに『ナイフみたいにとがってら』(KADOKAWA)などを出版しています。月野まるさんに、作品についてのお話を聞きました。

ーー今回のマンガを描いたきっかけを教えて下さい。

 友人と食事していたときに、近くにいた小さい子を見ながら「うちの子たちもこんなかわいいときがあったよね~」という話になりました。その流れでふと、小さい頃の息子たちのかわいかったエピソードを思い出したことがきっかけです。

ーー当時、お子さんたちだけで寝られるように練習はしていたのでしょうか?

 特に練習はしていませんでした。小さい頃から狭い家に住んでいて、子供たちはひとり部屋に憧れていたので、すぐにひとりで寝るようになると思っていました。中学くらいになると、「親と一緒に寝ているのは恥ずかしい」という気持ちもあったと思います。

ーーその後、息子さんたちと一緒に寝ることはなかったのでしょうか?

 旅行で民家に泊まったことがあり、一泊目に次男はひとり部屋に憧れて別の部屋に寝たのですが、翌日は寂しくなったのか、私と同じ部屋で寝ようかな~と言い始めました。でも結局、「やっぱりひとりで寝る!」と言ったので、次男も頑張って親離れしようとしていたのかなと思います。結局、一緒に寝たことはありませんでした。

ーー一緒に寝ていたときの楽しかったこと、大変だったことを教えて下さい。

 楽しかったのは、寝る前に本を読んであげたことでしょうか。芝居がかった私の読み方に返ってくる子供のリアクションが楽しくて、つい熱を入れていました。大変だったのは、川の字になって寝るときに、私が「長男と次男のどちらを向くのか」「どちらの話を聞くのか」、それでケンカになることでした。いま思うと、ぜいたくな悩みですが……。

ーーもし1週間、お子さんが3歳に戻ったら一緒に何をしたいですか?

 日常を味わいたいですね。遊びに行くのはもちろん、抱っこしたり手をつないだりして、スキンシップで癒やされたいです……!!

ーー作品について、どのような意見が寄せられていますか?

 同じように子育てがひと段落したお母さんから、「私も3歳に戻るなら払う!」という声が圧倒的でした。みんな同じなんだな~と、思わず笑ってしまいました。逆に、いま小さいお子さんの子育てで大変な思いをしているお母さんからは、「今を大切にします!」というコメントをいただきました。

(マグミクス編集部)

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