『ワンピ』エースがガープの「言うとおり」生きてたら 「海軍で活躍?」「逆に危険」
「海軍の英雄」と称えられるモンキー・D・ガープは、エースとルフィを孫として大切に見守り、海軍になってほしいと願っていました。しかし、エースたちが志したのは真逆の存在である海賊。そんなエースについて、ネット上では「もしエースが『カープの言う通り』生きていたらどうなってた?」と話題になっていました。
もしもエースが海兵になっていたら……?
大人気マンガ『ONE PIECE』で「海軍の英雄」と称えられるモンキー・D・ガープは、ポートガス・D・エースと、モンキー・D・ルフィを孫として大切に見守り、海軍になってほしいと願っていました。しかし、エースたちが志したのは、真逆の存在である海賊。処刑されそうになっているエースを見たガープが、「なぜわしの言う通りに生きなんだ!!!」と涙するシーンでは、多くの読者が心を打たれたことでしょう。そんなエースとガープについて、ネット上では「もしエースが、本当に『ガープの言う通り』に生きていたらどうなっていたのか」と話題になっています。
連載開始20周年を記念して刊行された「ONE PIECE magazine」では、「夢の一枚」と題した尾田栄一郎先生の描き下ろしイラストが話題になりました。「ONE PIECE magazine」Vol.5では「エースとサボとルフィが海軍に入って、ガープの下でしごかれている」という、ファンのリクエストに沿ったイラストが掲載されています。原作には存在しない3兄弟の海兵姿に、「本当に夢のようだ」と大きな反響がありました。
ただ、もし海軍にはいっていた場合、エースの生い立ちに関して「ロジャーの息子であることがバレたらやばいよね」という声も上がっています。一方で、「海賊王の息子が海軍で活躍したら、海軍も世間もうれしいんじゃないかな?」「実績を積んでから公表すれば大丈夫だと思う」という意見もありました。
実際に、エースはロジャーのことを恨んでいたため、上手く導くことができていれば海軍になっていたのではないかと考察する読者もいるようです。またエースが海兵になっていたら、「直情型の性格だし、サカズキに気に入られそう」「『赤犬のオヤジ』とか呼ぶんじゃないか」という意見も多く、新たなストーリーを想像する声で盛り上がっていました。
ただ、エースの真っすぐな性格に関して、「海兵になってたら、もっと早い段階で強い海賊に挑んで殉職していたのでは」「海賊になるつもりで出航してなかったら、『メラメラの実』も手に入っていないわけだから、海賊になった場合より弱いはず」「サボの件がなかったとしても天竜人嫌いだろうから、問題起こしたかも」と、海兵になっていた方がエースにとっては危険という意見もあります。
また、ガープの息子であるモンキー・D・ドラゴンが「革命軍」の総司令官になっていることも含めて、「ガープの子育てセンスがなさすぎる」との指摘もあります。そもそも、エースやルフィを山賊のカーリー・ダダンに育てさせる、という判断が間違っていると指摘されていました。
エースの素性を隠す目的とはいえ、「山賊が育てた子が海軍になるとは思えない」「ガープの致命的な判断ミス」「たまにやってくるだけで、ガミガミうるさいガープの言うことは聞かないよね」「殉職した海兵の子供のための施設とかないのかな。そこに預けてれば……」「センゴクとおつるさんに相談すれば、もっといい育て場所が見つかったはず」という意見も多いです。部下を育成するのは上手いガープですが、仕事の方に注力しすぎたのかもしれません。
(マグミクス編集部)