【漫画】うつと適応障害で休職した女性が、廃人生活から抜け出すまで『うつ逃げ ~うつになったので全力で逃げてみた話~』
新卒で就職したものの、コミュ障な性格と合わない職場環境から、うつと適応障害を発症し、25歳で休職した、なおにゃんさん。彼女の休職生活を描いたコミックエッセイ『うつ逃げ ~うつになったので全力で逃げてみた話~』が2023年4月19日(水)に発売されます。作者・なおにゃんさんにお話を聞きました。
「休んで本当に良かった」25歳女性の休職体験記

新卒で希望の会社に就職したものの、コミュ障な性格と合わない職場環境から、うつと適応障害を発症し、25歳で休職することになった、なおにゃんさん(@naonyan_naonyan)。「休職して人生が変わった」と語る彼女の実体験をベースとしたコミックエッセイ『うつ逃げ ~うつになったので全力で逃げてみた話~』が2023年4月19日(水)に発売されました。
休職に入ったなおにゃんさんは、目が覚めたら抗不安薬を飲み、また寝るという、廃人のような生活をしていました。しかし、そのうちそんな自分が情けなくなり、「休職期間中に自分を変えよう」と決意します。決められた休職期間は1年間。本書では彼女の苦悩と葛藤、そして希望を見つけるまでのさまざまな行動が描かれています。
Webサイト「ウォーカープラス」での連載分に大幅加筆を加えた本書。「ときには休むことも逃げることも必要だ」と思わせてくれる、勇気をもらえる1冊です。作者のなおにゃんさんに、作品についてお話を聞きました。
ーーなおにゃんさんがマンガを描き始めたきっかけを教えて下さい。
Twitterでメンタルに関するアカウントを作り、そこでちょこちょこ4コママンガを描いていました。長いマンガは描いたことがありませんでした。
ーー『うつ逃げ ~うつになったので全力で逃げてみた話~』を「ウォーカープラス」で連載することになった経緯を教えて下さい。
自分がTwitterにアップした1コママンガを見て「ウォーカープラス」さんが声をかけて下さり、今回マンガを描かせていただきました。
最初は、日常系の割とあっさりとした軽めのマンガを描こうと思っていたのですが、どうせやるなら自分のつらかった過去の思い出とか、自分の内面をえぐったものを描いた方がいいんじゃないかと思い始め、やはりうつで休職した時の話を描こうと変更しました。
それにエッセイマンガを人に読んでもらうなら、ちゃんと自分をえぐったものでないと、人には伝わらないと思ったので。
ーー「うつ逃げ」というタイトルがまず目を引きます。タイトルにはどのような思いが込められていますか?
ずっと「逃げる」ことに関する話をいつか描きたいと思っていたし、「逃げる」という言葉が昔からすごくひっかかっていたので、タイトルに入れました。あと、4文字って分かりやすくていいですよね!(笑)

ーー休職中に、自分を変えようとさまざまな行動をなさったそうですが、どんな行動をなさったのか、また当時と現在でご自身にどのような変化があったのか、お話できる範囲で教えていただけますか?
実際に行ったのは、散歩と、マンガのなかでも説明させてもらっているのですが、今日良かったことを3つ書く「ポジティブ3行日記」というものです。書くことを通して、自分と向き合える習慣ができたし、以前よりも前向きになれたような気がします。
ーー2023年4月19日(水)に発売された書籍『うつ逃げ ~うつになったので全力で逃げてみた話~』の内容や見どころをご紹介いただけますか?
会社員として働いていたものの、合わない職場環境と、もともとの気にしすぎな性格から、うつと適応障害になり、休職しました。最初は、弱い自分が本当に嫌で、逃げてしまったんじゃないかと罪悪感に襲われましたが、いま振り返って思うのは、あのとき休職して本当に良かったということ。休職したときの心情や、そこからどのように前に進めたのか具体的な行動まで、むき出しで描いているので、楽しんでいただけたらと思います。
ーー最後に、『うつ逃げ ~うつになったので全力で逃げてみた話~』の読者の方へ、ひと言メッセージをお願いします。
休むことは、停滞ではなく、前進だと思っています。いま、休むことに罪悪感や不安を感じている人がいたら、休むことはそんなに悪いことじゃないし、いまの時間がいつか必ず役に立つと伝えたいです。
●なおにゃんさん 前回のインタビュー
(マグミクス編集部)




