『ワンピ』「メロメロの実」には「スベスベの実」と同じ作用があった? 読者の意見飛び交う
世界一ともうたわれるその美貌と「メロメロの実」の能力を有するボア・ハンコック。「メロメロ」の能力は自身の美しさに由来しているそうですが、アルビダの「スベスベの実」のように、実を食べたからこそ今の美しさを手に入れたという可能もあるのではないでしょうか?
「メロメロの実」を食べると容姿が変化する?

『ONE PIECE(ワンピース)』に登場する悪魔の実のひとつ「メロメロの実」は能力者の魅力に惹かれ、メロメロになってしまった人を一瞬で石化させられる恐ろしい能力です。
美醜の判断が付く人物であれば、魅了の対象となってしまい、能力に当たらない、もしくは痛みで邪心を消し去る以外に回避する方法はありません。その点、現在の「メロメロの実」の能力者は、世界一とも言われる美貌を持ったハンコックです。「メロメロの実」との相性は抜群と言えるでしょう。
ここで思い出して欲しいのは「スベスベの実」を食べたアルビダです。アルビダは「東の海(イーストブルー)」でルフィと出会ったときは太っていましたが、「スベスベの実」を食べて絶世の美女へ変貌を遂げていました。
アルビダの実例を考えると、いまでこそハンコックはその美しい容姿をしていますが、「メロメロの実」を食べなければ現在の美貌とは、程遠くなっていたのかもしれません。この記事では、ハンコックの過去と新たに登場したハンコックのクローン「セラフィム」の描写から考察していきたいと思います。
映画『ONE PIECE FILM STRONG WORLD』の入場者特典として配布された「ONE PIECE巻零」では、第0話にて子供時代のハンコックが登場しました。その容姿は現在とあまり変わらないようにも思えます。そこだけを見るとやはりハンコック自身がもともと容姿端麗で魅力的な女性だったという考え方ができそうです。
しかし、あくまで子供時代の話です。成長する過程で「メロメロの実」の影響により、さらに美しさが高まっていったという可能性は十分に考えられるのではないでしょうか?
一方、新たに登場したハンコックのクローン「セラフィム」は子供の頃のハンコックとそっくりな姿をしています。そして「メロメロの実」の能力を所有しており、その能力によって人間が石化されたシーンが描かれています。
「メロメロの実」の能力はその能力者の魅力に惹かれてしまった者に発動するものです。つまり、ここでは子供の姿の「セラフィム」に大人が魅了されてしまったということになります。もしかしたら「メロメロの実」の能力は、見た目に関わらず魅力的に見えてしまうのかも知れません。
以上のことから、ハンコックが魅力的だから「メロメロの実」が強いのか、「メロメロの実」によってハンコックが魅力的になったのかはどちらの可能性も考えられます。もしもアルビダが「スベスベの実」ではなく「メロメロの実」を食べていた場合、アルビダの容姿が変わっていたかもしれませんね。
(マグミクス編集部)