第1話から衝撃なアニメ3選 「肉親食われた!?」「もう最終回かと錯覚」
国内外から高く評価されている日本のアニメですが、どの作品を見ようか迷った時は、第1話から衝撃的な展開を迎えるアニメを選んでみるのはいかがでしょうか。インパクトが大きいほどグッと物語に引き込まれて、続きが見たくなるものです。
怖すぎる! 第1話からショッキングな展開の名作アニメ
国内外で愛されている日本のアニメは、新しい作品が次から次へと出てきており、どの作品を見れば良いのか悩んでしまうこともあるでしょう。選ぶ時の基準のひとつとして、第1話から想定外過ぎて、度肝を抜かれるアニメに挑戦してみるのも良いかもしれません。今回は、「何度見ても第1話が衝撃」と、ネットでも人気のアニメを振り返ります。
●トラウマ級のインパクト……『進撃の巨人』
『進撃の巨人』は、人類と巨人との戦いを描くダークファンタジーで、2009年~2021年まで「別冊少年マガジン」で連載され、2013年にはTVアニメの放送が開始されました。コミックスの累計発行部数が全世界で1億部を突破し、高い評価を受けている作品です。
アニメの衝撃的な第1話は、高さ50mという壁「ウォールマリア」のなかで暮らす人類のもとに、突如「超大型巨人」が襲来するシーンから度肝を抜かれます。巨人から身を守るために造られた「壁」は100年間壊されることがなく、人類は平和な生活を送っていました。しかし超大型巨人と鎧の巨人が壁を壊したことで、一気に巨人たちが街へ侵入。人類は過去の恐怖を思い出します。
巨人が壁を破った時に飛散した岩が主人公・エレンの家を直撃し、母親のカルラはがれきの下敷きに。エレンと幼馴染のミカサはカルラを助けようとしますが、子どもの力ではどうにもなりません。そして、カルラは巨人に捕まり、エレンの目の前で食べられて死んでしまうというショッキングな幕開けとなりました。
SNS上では「2年以上ショックとトラウマが……」「自分が主人公だったら、母親が食われた時点で鬱」と、当時衝撃を受けた人が多く、YouTubeでは海外ファンが1話を見てショックで固まるさまをまとめた動画も、人気を集めています。
衝撃的でトラウマ間違いなしな1話ですが、ここだけでもさまざまな伏線が張られているため、避けては通れないどころか、後々になって何度も見返したくなってしまう作品です。
●絵柄とストーリーのギャップにハマる! 『がっこうぐらし!』
『がっこうぐらし!』は、2012年~2020年まで「まんがタイムきららフォワード」で連載されていた作品です。2015年にはTVアニメが放送され、2019年には実写映画にもなりました。
同作は女子高生の日常を描いたアニメをイメージさせる、かわいらしい絵柄が特徴です。第1話では主人公ゆきと、同級生のくるみ・りーさん・みーくんが「学園生活部」に所属し、愛犬の太郎丸とともに学校で楽しく寝泊まりしている様子が描かれています。しかし、1話の最後で衝撃の事実が明かされることになり、それまで見ていた世界が一変することとなりました。
衝撃の急展開を迎える第1話の最後に関して、SNS上では「怖すぎぃ!」「これ見てから、悪夢をよく見る……」「分かってて見返しても毎回怖い」といった声もあります。かわいい絵と物語のギャップにハマる視聴者が多い他、第1話も見返せば違和感を覚えるポイントが多く、伏線や謎を解き明かすのが楽しい作品です。
●理解が追い付かない! 『喰霊-零-』
2008年放送の『喰霊-零-』は、「月間少年エース」で連載されていたマンガ『喰霊』をアニメ化した作品で、原作の数年前を舞台としています。ホラーアクション系のストーリーですが、衝撃の第1話は今でも語り草です。
アニメ第1話は、首都高速で大規模火災が発生するところから物語が始まります。消防士が消火活動を行うものの、炎のなかには多数の悪霊がいました。そこに「防衛省超自然災害対策本部特殊戦術隊第四課(特戦四課)」が現れ、特殊な武器で悪霊を抹殺して事態は収束しますが、すぐ近くで再び悪霊が発生します。そして、郊外の遊水地に悪霊を誘い込んで退治し、一息つく特戦四課のメンバーでしたが、事態は急展開を迎えることに……。
1話の衝撃の結末により、視聴者の理解が追い付かなくなるほどの衝撃的な展開。放送当時、視聴者からは「どうなっとんの!?」「1話からクライマックスすぎない?」「もう最終回かと思った」と驚きの反応が相次ぎました。ショッキングな急展開に、思わず第2話を見ずにはいられなくなります。
(LUIS FIELD)