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腕から『HADO』を出すバイト!? ゲームで稼ぐ新たな手段になるか

AR技術を使ったスポーツ『HADO』のテストプレイヤーとして、主に体を動かすことが得意な人を対象としたモニターアルバイトの募集が実施されています。プロゲーマーや実況配信にとどまらず、ゲームをプレイして稼ぐ新たな手段が生まれつつあるようです。

広がる”プロ”ゲームプレーヤーの幅

『HADO』は、3対3のチームに分かれ、エナジーボールやシールドなどの技を駆使して対戦する(画像:meleap)
『HADO』は、3対3のチームに分かれ、エナジーボールやシールドなどの技を駆使して対戦する(画像:meleap)

 ゲーム大会の勝者が手にする賞金、あるいはプレイ動画を配信する「ゲーム実況」の収益など、ゲームプレイがお金を稼ぐ手段として成立することは、ひと昔前では想像もつかなかった変化と考えることができます。

 ここで挙げたふたつの例は、高度なプレイスキルや経験、あるいはトーク、演出の力量などが必要とされるものですが、ゲームでお金を稼ぐチャンスはさらに一般に広がりつつあります。2019年4月、AR(拡張現実)技術を使しったテクノスポーツ『HADO』のテストプレイヤー募集が実施されました。

『HADO』は株式会社meleap(東京都千代田区)が開発し運営するスポーツ競技で、プレイヤーが複数人のチームに分かれ、ヘッドマウントディスプレイとアームセンサーを装着して実施します。現実と仮想の世界がリンクした競技場で、プレイヤーの動作に連動して腕から放出される「波動」を相手にぶつけることで勝敗を決するというものです。

 アニメやマンガさながらの戦いは、その鮮烈なビジュアルから話題を呼び、すでに欧米諸国やアジア、中東など世界23か国で展開され、体験者はのべ130万人以上。公式大会も実施されています。

 もちろん、ゲームのテストプレイの仕事としては、「デバッグ」と呼ばれる業務が古くからあり、開発中のゲームのグラフィックや仕様にバグがないかどうかを見つけ出すという作業が行われていますが、『HADO』のテストプレイヤーで求められる業務は、単なる「バグの発見」だけではありません。

【画像】腕から波動(HADO)を出す! 白熱の公式大会の様子(8枚)

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