スイッチが入ると豹変!「オン・オフのギャップ」にゾクッとさせられたキャラ3選
普段はイマイチでも、ここぞというときに意外な能力を発揮する人って、カッコイイですよね。マンガやアニメでも、スイッチが入ると驚くほどにキレキレな動きを見せるキャラが人気を博しています。そんなギャップが魅力のキャラについてご紹介します。
まさか! 幼少期の悟飯が突如豹変!?
普段は冴えないキャラが、ここぞという時に意外な能力を発揮する流れは、創作物の定番と言えるかもしれません。何らかのスイッチが入ると、途端に桁違いにキレキレな動きを見せるキャラのギャップに、いつの世も魅了させられます。
そして、それはマンガやアニメでも同じ。そこで今回は意外な豹変ぶりで、多くの読者をゾクッとさせた人気キャラをご紹介します。
まずは『ドラゴンボール』に登場した幼少期の孫悟飯。主人公の孫悟空とチチの間に生まれた長男です。幼少時代の悟飯は、尻から生えた尻尾やその顔立ちから、幼い頃の悟空によく似ています。しかし、泣き虫なうえに人見知りで、父親である悟空とは正反対の性格でした。
その悟飯は、サイヤ人の脅威が迫るなか、悟空のライバルであるピッコロから厳しい指導を受けることになります。時折メソメソしながらも投げ出すことなく稽古に励む姿からは、ひたむきな真面目さが感じられました。
幼い頃は大人しく、少々臆病な悟飯ですが、実は悟空すら驚くほどの潜在能力を秘めています。悟飯が真の実力を発揮する“スイッチ”となったのは「感情の高ぶり」。ラディッツが悟空を痛めつけていた時、ピッコロが自分を守って死んだ時、クリリンがフリーザに腹部を貫かれた時など、悟飯は突然とてつもないパワーを発揮しました。
そんな悟飯が、最高のキレっぷりを見せたのがセル戦です。仲間たちがセルジュニアに痛めつけられ、セルが心優しい人造人間16号の頭部を踏み潰した瞬間、「プツン」という効果音とともに悟飯が豹変。悟空やベジータすら手こずっていたセルジュニアを瞬殺し、セルすら圧倒する力を見せつけた場面はしびれるほどのカッコよさでした。
続いては、『金田一少年の事件簿』シリーズの主人公、金田一一です。名探偵・金田一耕助を祖父に持つ高校生で、幼なじみの七瀬美雪からは「はじめちゃん」と呼ばれています。
普段はぐうたらでボーッとしており、成績は最低でスポーツの大半も不得意、しかも遅刻やサボリの常習犯。しかしIQ180の頭脳を持ち、推理にかけては天才的なひらめきを見せる名探偵です。高いIQを持つのに成績が悪い理由は、学業に対する意欲が全く無いため。落第ギリギリの成績とはいえ、実は入学試験では開校以来トップの成績を叩きだしています。
いつもはだらしない、スケベなお調子者である金田一一ですが、凶悪事件に相対した時は表情が一変。警察も難航している事件の巧妙なトリックや暗号を即座に見破ったり、緻密な推理で犯人をつきとめたりする有能さにゾクッとさせられます。