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「たまごっち」現代版は婚活パーティーも? その進化と不変のコンセプト

平成の世を風靡した玩具のひとつ「たまごっち」は、令和の時代も健在です。その始まりと最新事情について、発売元のバンダイに聞きました。

ターゲットは女子高生から「小学生の女児」へ

2018年発売の「たまごっちみーつ」。画面のなかでは、双子が育っている (C)BANDAI,WiZ(高橋亜矢子撮影)
2018年発売の「たまごっちみーつ」。画面のなかでは、双子が育っている (C)BANDAI,WiZ(高橋亜矢子撮影)

 平成の世を風靡した玩具のひとつ「たまごっち」。同名のキャラクターのお世話をし、育成していくキーチェーンゲームです。1996(平成8)年、発売とともに大ヒットし、一時は入手困難に陥るほどでした。

「最近姿を見かけていない」と感じる人も少なくないかもしれません。ですが、たまごっちは2004(平成16)年、「かえってきた!たまごっちプラス」として復活。その後も進化を繰り返しながら、令和の時代もなお健在なのです。

 現代版たまごっちは、結婚して子どもを育てるという遊び方もできるのだとか。一体どういうことなのでしょうか。たまごっちの現在について、バンダイ(東京都台東区)ガールズ事業部の木次佳織さんに話を聞きました。

――初代のたまごっちと現在とでは、何がどのように違うのでしょうか。

 まず、メインターゲットが変わりました。1996年に発売された、初代たまごっちは、女子高生を中心としたムーブメントでしたが、2004年に復活したあとはすべて小学生の女児がターゲットです。

 それに伴い、見た目も大きく変わりました。初代のころは、女子高生の間でヘタウマ文字が流行っていたため、あえて手書き風のデザインを採用していましたが、現在は、女児たちが好むような、キラキラでラブリーなデザインになっています。

 初代と一番大きく異なるのは、たまごっち同士での通信が可能なことですね。自分の育てているたまごっちを、相手のところに遊びにいかせて、(たまごっちの中で)『記念写真』を撮影できるなど、たまごっちを通したコミュニケーションが図れます。

 今の世代は、物心ついた時からスマホがあるなど、機械で通信することに慣れていますが、機械を通じて人とつながることには、すごく興奮するようです。

「世代をつないでいく」仕様へ変化 「隔世遺伝」も

 初代では、誕生から天に召されるまでを育成するのみだったたまごっちですが、「世代をつないでいく」仕様へも変化しているといいます。

「大人に成長したたまごっちは、他のたまごっちと通信することで『m!x(人間でいうところの結婚)』ができます。結婚すると、双方が『卵』を持って帰れるようになっていて、そこから『2代目』が誕生します。それを繰り返し、世代をつなげばつなぐほど、『ご先祖さま』の『遺伝子』が引き継がれ、たまに『隔世遺伝』を起こすこともあります」(木次さん)

【写真】双子誕生に婚活まで遊び方も進化! 「たまごっち」歴代機種を見る(17枚)

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