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『ガンダム』超えヒット作はもう出ない? 「最近ロボットアニメが少ない」と嘆くファン

近年、ロボットアニメファンの間で「最近、ロボットが出てくるアニメやマンガが減った」という話題がしばしば上がります。ロボット作品の減少に関して、「描くのが大変だから」「ウケがよくないから」などさまざまな理由を考察する声が挙げられています。

ロボットアニメがもっと見たい!

『機動戦士ガンダム 水星の魔女』Season2ティザービジュアル (C)創通・サンライズ・MBS
『機動戦士ガンダム 水星の魔女』Season2ティザービジュアル (C)創通・サンライズ・MBS

『機動戦士ガンダム』をはじめとするロボットアニメは、古くから人気ジャンルとしてアニメファンの心をつかんできました。しかし、近年ネット上では「最近、ロボットが出てくるアニメやマンガが減った」とたびたび話題になります。なかには「ロボットに乗る必要性を感じない」「もう時代遅れ」といった声もあります。

 近年ヒットしたロボット作品と言えば、『シン・エヴァンゲリオン劇場版』や『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』、『機動戦士ガンダム 水星の魔女』が挙げられますが、いずれも2000年以前に第1作がつくられたシリーズ作品です。

 ファンが考えるロボット作品が減った要因として、「描写が面倒くさいからかな?」「作画が大変なわりにウケが悪いから」「そもそも人とロボットの両方を上手く描ける作者がいない」という意見が挙げられます。

 また子供がロボットに興味を示さなくなったという指摘も。現代の子供は生まれたときからすでに機械に囲まれて生活しています。昔の子供に比べると、ロボットの戦いに魅力を感じなくなってしまったのではないかという指摘の声がありました。『新幹線変形ロボ シンカリオン Z』のように現代の子供に人気のアニメもありますが、ロボットというよりは鉄道をメインにした作品となっていました。

 一方で「『僕とロボコ』があるじゃないか!」という意見も。『僕とロボコ』は2020年から「週刊少年ジャンプ」で連載されている作品で、2022年12月にはアニメ放送も始まりました。ハチャメチャメイドロボのロボコが繰り広げる日常を描いたギャグマンガで、令和の時代を切りひらく新しいロボット作品と捉えるファンもいるようです。

(マグミクス編集部)

【画像】変形がアツい! ロボットが登場するアニメ作品(3枚)

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