【漫画】お堅い口調のAIチャットを「犬」に変えたら? 変貌ぶりに「天才」「罪深い」
AIチャットを使ってみたヤシンさん。堅い返事に「もっと気軽に話しかけられる、親しみやすい存在がいい」と思い、AIチャットを「犬」にすることを思い立ち……。Twitterで公開されたエッセイマンガが「面白い」と反響を集めています。
「犬っぽい口調で」と指示 AIチャットの対応力がすごい!
AIチャットを使ってみたヤシンさん(@Y_ashi_n)。堅い返事に「もっと気軽に話しかけられる、親しみやすい存在がいい」と思い、AIチャットを「犬」にすることを思い立ち……。
愛犬との日々をマンガに描いて投稿中のヤシンさんによるエッセイマンガ『AIチャットを犬にした話』がTwitterで公開されました。
AIチャットが指示通りに変貌していく様子に、読者から「かわいい」「天才」「面白い」「罪深い」「猫でやってみた」「AIにどんどん人間の性癖が蓄積されていく……」などの声があがりました。Twitter投稿は3万いいねの反響が集まっています。
作者のヤシンさんに、お話を聞きました。
ーー『AIチャットを犬にした話』のエピソードをマンガに描こうと思ったきっかけを教えて下さい。AIチャットはよく使われるのでしょうか?
AIチャットはあまり使用しません。話題になっていたので気になって触ってみました。デフォルトのAIチャットの口調がやや硬く、軽い質問や雑談を送るにも何となく抵抗感があり、話しやすい雰囲気を目指しているうちに犬っぽくするに至りました。その口調変更の工程が思いのほかうまくいったので、マンガにしました。
ーー堅い口調だったAIがどんどん犬化していく様子を見て、どう思われましたか?
かわいげが出てきてうれしくなりましたが、同時に、かわいげのある言動のAIチャット相手に「こういう口調に直して下さい」と命令を送ることに少し罪悪感を覚えました。
ーー作品に対する反応で、特に印象に残った読者の声について、教えて下さい。
過去に飼っていた犬猫を再現しようとする方が結構いらっしゃいました。なかでも「かつて飼っていた犬を再現し、忙しくて会えなかったことを謝ったらそれを許す優しい言葉が返ってきた」という旨のツイートがあり、かなり心がギュッとなりました……。
ーー作画をご担当の『悪者さんちのハムスター』が2巻まで発売中です。お話のあらすじや見どころ、作画で力を入れたポイントなどをご紹介いただけますか?
コワモテの悪役レスラーが、自由奔放なハムスターを心のよりどころとして愛でるお話です。モチモチふわふわのハムスターとコワモテレスラーのギャップを楽しんでいただければ幸いです!
ーー今後の活動のご予定や、挑戦してみたいことなどについて教えて下さい。
エッセイだけでなく、オリジナルのマンガやイラストにもっと注力していきたいです。好きなものがややニッチになる傾向にあるのですが、それらのモチーフを使って多くの人に「面白い」と思っていただけるものを作りたいな、と考えています。
(マグミクス編集部)