『ペンディングトレイン』の俳優が「ヒーロー多すぎ」と話題　「2番手からの出世組？」

2番手ヒーローたちの活躍にファン歓喜！

　2023年4月21日から放送開始した金曜ドラマ『ペンディングトレイン―8時23分、明日 君と』（以下『ペンディングトレイン』）が「スーパーヒーローすぎる」と大きな反響を呼んでいます。

　かつて特撮ヒーローだった若手実力派俳優が、今回のドラマでは主人公級の役柄を演じ、熱い演技に心を打たれた人が続出しました。名演技を披露しているのは、特撮ヒーロー時代に「2番手」のヒーローを演じた俳優ばかりです。躍進を遂げたヒーローたちは、『ペンディングトレイン』でスーパーヒーローになれるのか、注目が集まっています。

『ペンディングトレイン』は、8時23分発の電車が丸ごと30年後の荒廃した未来にワープしてしまい、見ず知らずの乗客たちと、何もない世界から元の世界へと戻るために奮闘する……という物語です。第1話では、極限状態に陥った人びとの様子が描かれ、早くも「名作の予感」との声が寄せられています。

　ドラマのキャストには、カリスマ美容師の萱島直哉役に山田裕貴さん、熱血消防士の白浜優斗役に赤楚衛二さん、高校体育教師の畑野紗枝役に上白石萌歌さんと、今をときめく俳優陣がそろっています。また、大人に強い不信感を持つ高校生の江口和真役を日向亘さんが演じており、山田さん・赤楚さん・日向さんと、かつての戦隊ヒーローで「2番手」だった俳優が3人も出演しているのです。

　まず、山田さんは2011年から放送された『海賊戦隊ゴーカイジャー』で、ジョー・ギブケン（ゴーカイブルー）役を演じました。「ゴーカイブルー」は、二刀流の剣術を得意とし、戦闘シーンでは優れた剣技で敵を圧倒しました。また、5人のマシンが合体する「ゴーカイオー」では、右腕を担い、まさに「2番手」と言える役柄を見事に演じきりました。（ちなみに「2番手」ではありませんが、村木一太役を演じる白石隼也さんも『仮面ライダーウィザード』で主人公・操真晴人を演じています）。

　この状況には、ネットでも「最高のコラボ」「2番手の出世組大集合！」などとファンから歓喜の声があがっていました。

　山田さんは『ゴーカイジャー』について、「ヒーローになれたことを誇りに思います」と語っており、熱い気持ちを持って演じていたようです。『ペンディングトレイン』の放送後には、「ゴーカイブルーだったんだ！　気が付かなかった」といった声も。現在はドラマや映画にひっぱりだことなった山田さんの、さらなる進化が期待されます。