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メディアミックス作品が次々登場、「同人ホラーゲーム」の勢いが止まらないワケ

個人や同人サークルなどが作る無料ゲームが人気を獲得し、メディアミックスに発展する現象は珍しいことではなくなりました。なかでもホラーゲームは、同人ゲームの中でもメディアミックスが活発なジャンルです。その人気の裏側には、ホラーゲームならではの特徴と、ある立役者の存在がありました。

「RPGツクール」で制作された「無料ホラーゲーム」の人気作

人気の同人ホラーゲーム「青鬼」シリーズのスピンオフ作品として、2018年9月にUUUM(ウーム)からリリースされた『青鬼オンライン』 (画像:UUUM)
人気の同人ホラーゲーム「青鬼」シリーズのスピンオフ作品として、2018年9月にUUUM(ウーム)からリリースされた『青鬼オンライン』 (画像:UUUM)

「07th Expansion(セブンス エキスパンション)」という同人サークルをご存知でしょうか。サークルの名前こそ知らなくても、今より15年前の2004年に無料配信された後、小説やアニメ、そして実写映画と、メディアミックスを果たした『ひぐらしのなく頃に』シリーズは、耳にしたことのある方も多いのではないでしょうか。

 同人(個人)制作の無料ゲーム作品が人気を獲得し、メディアミックスが実現するケースはさまざまな例がありますが、とりわけメディア展開が活発なのが、同人のホラーゲームなのです。

 無料でプレイできるホラーゲームからメディアミックスされた作品としては、『青鬼』や『魔女の家』、『ゆめにっき』などがあります。これら3作品はエンターブレインによるゲーム開発ソフト「RPGツクール」を用いて個人が制作した作品ですが、いずれもマンガ化やノベル化が行われ、ゲーム会社が改めてリメイク版を出すほどの人気を獲得しています。

 同人ゲームがメディアミックスされることは、作品が世間に知られるようになった指標のひとつと考えられます。当然ながら、最初からゲーム会社などの後ろ盾がないなかで有名になっていく作品はほんのひと握りですが、近年、同人ゲームの認知度向上を後押ししているのが、「ゲーム実況者」の存在です。

 特に、ホラーゲームの実況動画は、自分でプレイするのは怖いけれど、実況者のフィルターを通すことでゲームを疑似体験できます。また視聴者にとっては実況者のリアクション自体も楽しみのひとつとなるため満足度が高く、ゲーム実況における人気コンテンツのひとつとなっています。

【画像】レトロ風でも十分こわい! RPGツクールで制作された名作ホラーゲーム

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