中国美女レイヤーによる『スラムダンク』赤木晴子のコスプレが圧巻クオリティ!「まるでAI絵みたい」
中国人気コスプレイヤー・小柔SeeUさんが『SLAM DUNK』のヒロイン・赤木晴子のコスプレをSNSで披露し、あまりの美しさに「まるでAI絵のよう」「王道ヒロイン」と絶賛の声が寄せられています。本人に制作秘話や、中国での劇場版の反響について聞きました。
限りなく赤木晴子に近づいた驚愕の完成度
日本の人気マンガ『SLAM DUNK』をアニメ映画化した『THE FIRST SLAM DUNK』が4月20日から中国で公開され、公開から4日足らずで興行収入が3億7700万元(約73億円)、観客動員数は1000万人を突破したことが発表されました。本作のコスプレをして映画を見るファンも多く、SNSでは投稿が賑わうなか、中国人気コスプレイヤー・小柔SeeUさんが赤木晴子のコスプレ姿で映画館を訪れた動画と写真を公開。「可愛い」「まるでAI絵のような美しさ」「王道ヒロイン」と絶賛の声が寄せられています。本人に中国における映画の反響やコスプレについて聞きました。
――中国で『SLAM DUNK』はどういった層に人気があるのでしょうか?
映画はとても反響が大きいですが、とくに1970年~1980年代生まれの人に刺さっていますね。多くの方が40代を超えていますが、彼らにとって『SLAM DUNK』は青春なのです。
――赤木晴子のコスプレをしてみていかがでしたか? ファンタジー作品と比べて、衣装や髪型など日常的で自然な見た目です。
正直、私を含めてどんな人であっても赤木晴子さんになりきることはできないと思っています。彼女は唯一無二の存在ですから。
このような日常系のキャラのコスプレでは、アニメのような存在感を出すのは難しいと感じています。日頃多くの方が目にする普通の衣装や髪型から、見る人は直感的にキャラの内面や役割を判断しにくいからです。
なので、化粧、表情、動きなどあらゆる要素を複合させて、キャラに少しでも近づけるようにしなければいけませんでした。
――実際、動きや表情でどんな工夫をしましたか?
飾ってあるキャラクターパネルごとにリアクションを変えました。例えば、桜木花道と対峙する際は手を伸ばして桜木の身長に驚きを感じたり、流川楓と対峙した際は照れたような表情を浮かべたりといったようにです。
――中国の映画館では『THE FIRST SLAM DUNK』のコスプレをした観客は多い印象を受けましたが、実際に映画館の様子はどうでしたか?
非常に多いです。とくに公開初日は、湘北、山王、嶺南、海南大学附属などさまざまなチームのユニフォーム姿が見られましたし、安西先生、彩子、鉄男、桜木軍団などキャラクターのコスプレをしてロールプレイングしながら写真や動画を撮る人もいました。
映画鑑賞中の雰囲気も大変素晴らしく、とくに桜木花道と流川楓の「センチュリーハイタッチ」の瞬間はみんなが歓声と拍手を送りました。
(乃木章)