マグミクス | manga * anime * game

「働き方改革、こうあるべき!」解説マンガの具体例が切実すぎる

さまざまな議論がされている「働き方改革」が本来実現しなければいけないのは何か? を分かりやすく解説したマンガが無料で公開されています。大多数の人に親しみやすいマンガ形式にした背景には、「人を大切にする」職場づくりにかける思いが込められていました。

「働き方」の問題解決を探る、リアルな物語

マンガで読む「働き方改革」、『ナナイロニヒカル』表紙 (画像:全国社会保険労務士会連合会)
マンガで読む「働き方改革」、『ナナイロニヒカル』表紙 (画像:全国社会保険労務士会連合会)

「働き方改革」という言葉はニュースや職場などさまざまな場面で話題になっていますが、「働き方改革」は本来何を実現させるものなのでしょうか。そんな疑問に、「こうあるべき」と答えるマンガを、全国社会保険労務士会連合会が無料公開しています。

 社会保険労務士(社労士)は、労働と社会保険に関する専門家として、法律にもとづく国家資格を持つ人のこと。連合会は、社労士の登録事務や指導、社労士試験の事務などを行っている団体です。
 
 マンガの主人公・ひかるは、父の経営する町工場で総務を担当し、日々従業員と家族のように接していますが、従業員の病気や退職があいついだことで、お父さんは人手不足をカバーするために毎日遅くまで仕事をするように。人手不足で作業ミスが発生し、クレーム対応に追われる若手社員も周りに心を閉ざしてしまうなど、経営危機の切実さがリアルに描かれます。

父の経営する町工場で働く主人公ひかる。従業員は家族のように大切な存在。「このままずっと変わらない。そう、思っていたのに……」(画像:全国社会保険労務士会連合会)
父の経営する町工場で働く主人公ひかる。従業員は家族のように大切な存在。「このままずっと変わらない。そう、思っていたのに……」(画像:全国社会保険労務士会連合会)

 そんな時、ひかるは専務と一緒に相談に行った知り合いの会社で、専門家として「人を大切にする企業づくり」に取り組む社労士の存在を知ります。ひかるは社労士の紹介を願い出て、社労士とともにお父さんの会社の「働き方改革」を進めることになります。

 現場の調査や社員との個別面談などを経て、社労士は「柔軟な雇用・勤務形態」を導入することと、作業ミスを減らすために元ベテラン社員の再雇用を提案します。「働き方改革」説明会の場で社長の思いを聞いた社員たちは、ひかるとともに再び心をひとつにします……。

 公開された全6回の物語はもちろん、会社経営者に向けて、マンガという分かりやすい形で社労士への相談をうながすものですが、全国社会保険労務士会連合会の担当者は、その内容を「働いている方にも知ってほしい」と話しています。

「働き方改革」については、「残業を減らせ」「残業減らすなんて無理」といった議論を耳にすることが多いですが、本来は働き方に悩む社員に企業が手を差し伸べて、問題を解決していくことであり、働く社員にもそれを知っておいてほしいという思いが込められているのです。

(マグミクス編集部)

【画像】人手不足で大ピンチ! 父の工場を救うため娘がとった行動は?

画像ギャラリー