なぜ今マンガに? 海外ドラマ『プリズン・ブレイク』15年の時を経て
人気海外ドラマ『プリズン・ブレイク』がオンエアされてから15年。ついにコミカライズされます。なぜ今になってマンガ化が企画されたのでしょうか。担当者に聞きました。
緊迫のドラマ、実はマンガと相性抜群!?
海外ドラマの人気作『プリズン・ブレイク シーズン1』がマンガになり、2019年6月23日から電子マンガ・ノベルサービス「ピッコマ」で先行配信されました。同作は2005年からアメリカで放映され、先の読めない展開や魅力的な登場人物から、日本でも大ヒットした海外ドラマです。
凶悪犯罪者ばかりが収容されたフォックスリバー州立刑務所に、主人公マイケルの兄リンカーンが無実の罪で投獄されてしまいます。マイケルはリンカーンを脱獄させるため、刑務所の地図をタトゥーのデザインに隠し、自ら刑務所に入ります。死刑執行日まで1か月、緊迫とドラマに満ちた脱獄劇が展開されます。
担当者は、「『プリズン・ブレイク』は15年前の作品にも関わらず、今なお根強い人気があり、また、2017年には『プリズン・ブレイク シーズン5』としてシリーズが復活しています。今も新しいファンを獲得し続けている作品のため、コミカライズを決定しました」と話します。
また、「マンガという手軽で身近な媒体に生まれ変わった『プリズン・ブレイク』を読んでいただくことで、ドラマをまだ見ていない方にも、作品の新たなファンになってもらおうという意図があります。人気海外ドラマの『次回が気になる』ストーリー構成が、新しいマンガの読み方として注目されている『ピッコマ』での連載形式に最適だと考えました」とも話しています。
マンガという新たな媒体での展開のため、ドラマを見ていた人はもちろん、ドラマを見たことがないマンガファンの目にも届くことで相乗効果を狙ったというわけです。ドラマではできなかった斬新な表現や、どんどん続きが読みたくなるWebマンガならではの仕掛けづくりに注目したいところです。
(マグミクス編集部)
PRISON BREAK Season 1
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