『ONE PIECE FILM RED』ウタの「その後」は? 読者の考察飛び交う
映画『ONE PIECE FILM RED』では、歌姫・ウタのライブに日本中が熱狂しました。ラストシーンについて、さまざまな憶測が飛び交っている、ウタのその後について考察します。
生死不明なウタに「元気に歌う姿が見たい」
大ヒットを記録した映画『ONE PIECE FILM RED』では、世界の歌姫・ウタが圧巻のライブを披露し、多くの観客をとりこにしました。観客の感情を揺さぶるウタの歌声を聴き、観客からは「泣かずにはいられない」「何度も見返してしまう」などの声があがっていました。
※この記事では映画『ONE PIECE FILM RED』のキャラの生死に関わる記述があります。
映画『ONE PIECE FILM RED』を見たファンの間では、赤髪海賊団とウタが海へ出航するラストシーンのウタについて意見が分かれているようです。この記事では、「生存派」と「死亡派」に分かれている、ウタの生死についてファンの声を集めました。
そもそもウタの「ウタウタの実」の能力は、歌を聴かせてウタワールドへ引きずりこむというものです。ウタが眠らない限り、取り込まれた人びとはウタワールドから出ることはできず、「最強の悪魔の実では?」という意見もあがっています。
ウタは、体力の限界を迎えるなか、最後の力を振りしぼって歌を歌いきりますが、ついに力尽きて倒れてしまいます。 その後、船上には棺桶のようなものが置かれ、赤髪海賊団がウタを囲う様子が描かれていました。顔ははっきりとは見えませんが、赤髪海賊団の間には悲しい雰囲気が漂ったまま、エンディングを迎えます。
「ウタ死亡説」を唱えるファンたちは、死亡した原因のひとつがネズキノコと考えているようです。人びとをウタワールドに閉じ込めるため、ウタは眠らなくなるネズキノコを食べました。ネズキノコには副作用として「数時間後に死亡してしまう」リスクがあります。シャンクスからの解毒剤を拒んで飲まなかったウタは、ネズキノコの毒によって亡くなってしまってもおかしくありませんでした。
この切ない結末に、ネット上では「殺す必要はなかったと思う」「世界の片隅で歌い続けていて欲しかった」など悲しみの声があがっていました。
「ウタ死亡説」を唱えるファンのなかには「ウタは死ぬ必要があった」と考える人もいるようです。劇中では、全世界人口の約7割がウタワールドに取り込まれており、ウタがライブを続行していたら世界滅亡の危機も考えられる状況でした。「さすがに全人類の危機だから仕方ない」「物語的にはこの流れで正解だったと思う」と、結末に納得している声もあがっているようです。
逆に「ウタ生存説」を推すファンは、エンドロールの世界各地でウタのアルバムが聴かれている様子から、この説を推しているようです。「生存派」のファンからは、「生きてなきゃアルバム作れないでしょ」 「ウタワールドで生き続けているのでは?」などの意見があがっていました。
劇中では、ウタの生死について明言されていないため、正解は尾田栄一郎先生しか分からないでしょう。ウタの生死について、あなたはどう考えていますか?
(マグミクス編集部)