マグミクス | manga * anime * game

強敵だったけど? 味方化で「印象激変」のジャンプキャラ 「ツンからのデレが凄い」

ジャンプキャラのなかにはとても強い敵として現れたのに、途中から味方になったことで人気が出たキャラもいます。しかし、なかには期待していた強さを発揮しない残念キャラも存在しました。今回は、そんな味方になったら印象が良くも悪くも「激変した」ジャンプキャラを紹介します。

味方になると前ほど活躍できない?

ベアクローによる残虐非道な戦闘スタイルで鮮烈なデビューを飾ったロボ超人・ウォーズマンを、九谷焼とのコラボで再現!忠実に再現したフィギュア『「九谷焼」ウォーズマン フィギュア(大)』 (C)YUDETAMAGO
ベアクローによる残虐非道な戦闘スタイルで鮮烈なデビューを飾ったロボ超人・ウォーズマンを、九谷焼とのコラボで再現!忠実に再現したフィギュア『「九谷焼」ウォーズマン フィギュア(大)』 (C)YUDETAMAGO

「敵が味方になる」というのは、マンガではお約束の「アツい展開」です。特に「週刊少年ジャンプ」のキャラでは、強敵から仲間になって人気を得た『ドラゴンボール』のベジータや、『魁!!男塾』の伊達臣人、『幽☆遊☆白書』の蔵馬と飛影、『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』のヒュンケルのようなキャラが多くいました。しかし、なかには味方になったら、良くも悪くも「大きく変わった」キャラも存在します。

●『キン肉マン』ウォーズマン

『キン肉マン』に登場するロボ超人・ウォーズマンは、対戦相手の超人ティーパックマンを惨殺したり、ラーメンマンにも重傷を負わせたりするなど、恐ろしい戦いを読者に見せつけます。そんな圧倒的に強くて怖かったウォーズマンですが、味方になってからの戦いは不遇な場面が増えていきました。

「7人の悪魔超人編」で「……こ…こわい……」と弱音を吐いてバッファローマンに負け、「夢の超人タッグ編」ではロビンマスクとの師弟コンビで挑んだネプチューンマンにも負け、「キン肉星王位争奪編」で戦ったザ・マンリキにはロビンマスクの助けもあり勝利するものの、その後にマンモスマンにも奇襲を受け負けています。

 ウオーズマンは人気は高い超人なのですが、「30分以上の戦闘を続けると肉体がショートするようになっていた」「自分の体内で黄金のマスク争奪戦が勃発」「Dr.ボンベの蘇生手術の失敗で、脳から格闘技の知識が抜け落ちたド素人超人として復活」など、不運な目に遭うことが多いキャラです。

●『ジョジョの奇妙な冒険』岸辺露伴

『ジョジョの奇妙な冒険』第4部に登場する漫画家・岸辺露伴は、「自分の描いた絵(原稿)を見た相手を本にして記憶や情報を読む、命令を書き込んで操る」ことが可能な「ヘブンズ・ドアー」という恐ろしいスタンド能力の持ち主です。初登場時はその無敵の能力を使って広瀬康一を命の危機に追い込んでおり、その後は主人公・東方仗助との戦いで「髪型をバカにしたせいで、仗助が怒りで絵が目に入らない状態になる」という、まさかの理由で敗北しました。

 性格はひねくれているものの、マンガへの情熱が異常なだけで悪人ではなかった露伴先生は、その後は殺人鬼・吉良吉影を探す仗助たちに協力し、数々の敵スタンド使いと戦うことになります。味方になってからは、「『ヘブンズ・ドアー』で命令を書き込んでも効かない」敵にも出くわし、何度もピンチに追い込まれました。

 しかし、それでも何とか機転と精神力で生き延びる露伴先生は、無敵の強さではなくなったものの、『ジョジョ』屈指の人気キャラとなっています。さらに、スピンオフ『岸辺露伴は動かない』も、アニメ、実写化されるほどの人気ぶりです。初登場時は、マンガのリアリティを求めるあまり「殺した蜘蛛を味見する」という「ドン引き必至」の変態行為にも及んでいましたが、段々と「口は悪いけど、信念がある男」になっていきました。

●『ドラゴンボール』人造人間18号

『ドラゴンボール』の人造人間18号は、天才科学者・ドクターゲロによって、孫悟空を倒すために作られた女性サイボーグで、その驚異的な強さで未来の世界ではピッコロやヤムチャ、孫悟飯などZ戦士を次々に殺害しています。

 そんな18号ですが、「人造人間・セル編」では、自分よりはるかに弱いクリリンのことをからかうつもりでキスをした後、クリリンは彼女を意識するようになります。そして、クリリンに命を助けられたところから、どんどんと印象が変わっていきました。

 そして18号は、クリリンが神龍に17号と18号の体のなかにある爆弾を、取り除いて欲しいと願っているのを見ます。そして「17号と18号は恋人なのか」と気にしているクリリンに、「バーカ!」「17号とわたしはふたごの姉弟だ!」「だからってその気になるなよ!!」「爆弾のことだって感謝なんかしてないからな!!」「タコ!!」と、「ツンデレ全開」なセリフを残して「またな」と去っていきました。

 その7年後の「魔人ブウ編」で再登場した際には、18号はクリリンと結婚して娘のマーロンまで生んでいます。まさかのカップリングで読者を驚かせました。「クリリンと付き合うかもとは思っていたけど、まさか子供までもうけているとは、急展開すぎて当時ビックリした」「あんなツンデレ見せられたらクリリンもたまらないだろうな」と、今でも話題になっています。

 さらに18号は『ドラゴンボール超』では戦いに向うクリリンに、思わず「カッコいい……」とつぶやいてしまうなど、ベタ惚れの状態になっていました。初登場時の悪役としての「ツン」が強烈だった分、その後の「デレ」状態への振れ幅も大きく、「ジャンプ屈指のツンデレキャラ」「ドラゴンボールのヒロインでぶっちぎりで好き」と人気を集めています。ちなみに、鳥山先生によると、18号がクリリンに惹かれた理由は「今まで出会ったことのないタイプだった」からだそうです。

(LUIS FIELD)

【画像】「大きく変わった」女性敵キャラの代表格? スタイル抜群のツンデレ美女・人造人間18号を見る(5枚)

画像ギャラリー