アニメもイベントも常識外!『邪神ちゃん展ミニ』と冷めない人気の「秘密」
2019年6月21日、アニメ2期の制作が決定している『邪神ちゃんドロップキック』のイベント『邪神ちゃんドロップキック展ミニ』会場で、同アニメの製作総指揮をつとめる夏目公一朗さんと、声優・長谷川玲奈さんによるトークショーが開催されました。アニメ第1期が終わっても冷めることのない『邪神ちゃん』人気の秘密について、関係者に聞きました。
声優に転身、元「NGT」長谷川玲奈さんが公式レポーターに
2018年の夏アニメとして放送され、そのユーモアとパンチの効いたストーリーで大人気となった、アニメ『邪神ちゃんドロップキック』(以下、邪神ちゃん)は、2019年1月20日に第2期の制作が決定し、その人気はますます盛り上がりを見せています。
同アニメは、2012年よりWEB漫画サイト「COMICメテオ」で連載されている漫画『邪神ちゃんドロップキック』(ユキヲ/フレックスコミックス)が原作です。東京・神保町に住む中二病な女子大生・花園ゆりねは、ある日古本屋で購入した魔導書を使い、魔界から悪魔・邪神ちゃんを召喚することに成功します。しかし魔界に帰す方法がわからず、結果邪神ちゃんをゆりねの家に居候させることに。
邪神ちゃんが魔界に帰る方法はひとつ。それは召喚したゆりねが死ぬこと。邪神ちゃんは魔界に帰るため、ゆりねを殺そうと思いつく限りの手段を試しますが、その度に返り討ちにされて……という日常ギャグコメディです。
『邪神ちゃん」の面白さは、テンポよく展開される邪神ちゃんとゆりねの戦いだけでなく、「天使は善、悪魔は悪」という固定観念をぶち壊す、個性的すぎるキャラクターたちすべてにあります。「悪魔 vs 人間」、「悪魔 vs 天使」はもちろん、天使同士、悪魔同士の戦いや関係性も描かれ、その善悪のバランスや人間界での立場には、種族を超えた絶妙な生々しさがあります。
一方、現実世界においても、常識にとらわれない作品内容と同じように、斬新な取り組みがたくさん行われています。そのひとつとして、アイドルグループ「NGT48」を卒業し、声優への転身を明らかにした長谷川玲奈さんが「邪神ちゃん公式リポーター」に起用され、2019年6月21日に、東京・渋谷マルイで開催中のイベント「邪神ちゃんドロップキック展ミニ」に出演。アニメ版製作総指揮の夏目公一朗さんとトークショーを行いました。