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読まずとも目に入る? ネットで大人気な『刃牙』範馬勇次郎の「地上最強の顔芸」

大人気格闘マンガ『刃牙』シリーズに登場する地上最強の生物・範馬勇次郎は、圧倒的な実力とキャラの濃さで、主人公・刃牙よりも人気があると言っても過言ではありません。そして、その人気を支える要因のひとつは、時折りネットを騒がせる、インパクト抜群の「顔芸」です。今回は、そんなネットで大人気の勇次郎の「最強顔芸」を紹介します。

勇次郎が見せた大人気の顔芸の数々!

烈海王はじめ「中国連合軍」を煽る勇次郎!『バキ』23巻より(秋田書店)
烈海王はじめ「中国連合軍」を煽る勇次郎!『バキ』23巻より(秋田書店)

 人気格闘マンガ『刃牙』シリーズでは、たびたび個性的な「顔芸」が用いられ、読者に大きなインパクトを残しています。なかでも、範馬勇次郎の「顔芸」は別格で、たびたびインパクトのある表情が描かれてきました。そして、連載開始当初から印象的だった勇次郎の「顔芸」は、第2部『バキ』以降、どんどんとすさまじくなり、ネットを騒がせることも多くなっていったのです。

 まず紹介したいのが、第2部『バキ』でみせた「煽り顔」です。中国武術界最強の「海皇」を決める大会「中国大擂台賽」にて、1回戦で中国勢の負けが多いことに怒った郭海皇は、「中国vs日米連合の対抗戦」を提案しました。

 提案を聞いた勇次郎は大笑いし、「気の毒すぎてとてもツッコめねェよ」と、伝令に来た烈海王を、顔をくしゃくしゃにした笑みで煽ったのです。数々の印象的な「顔芸」を披露している勇次郎は、煽り顔も強烈でした。あまりに強烈さに、つられて笑ってしまった方も多かったのではないでしょうか。

 続いて、第3部『範馬刃牙』で「地上最強の親子喧嘩」を控えた勇次郎が見せた「笑い芸」も有名です。刃牙が「想像上の100kgの巨大カマキリ」と戦ったことを聞いた勇次郎は、目を見開き顔を震わせながら、「エフッエフッエフッ」と、聞いたことのない音を発し始めました。そして、次のコマで、勇次郎は「机を引き裂きながら」爆笑を始めます。

 なんと「エフッエフッエフッ」は、勇次郎がこらえきれず漏らした笑い声だったのです。「顔芸」もさることながら、独特すぎる笑い声を発したこの場面はインパクト抜群で、多くのコラ画像がSNSにアップされました。そのため、元ネタを知らずに目にした方が多くいたようで、「エフッエフッ」を検索しようとすると、「元ネタ」がサジェストされるほどです。

『範馬刃牙』では、他にも「野人戦争(ピクル・ウォーズ)編」で、勇次郎が芸人並みの「顔芸」を披露しています。1億9000万年の眠りから目覚めた「史」上最強の原人・ピクルは、その貴重性から米軍厚木基地の強化ガラスの檻に保護されていました。地下闘技場戦士たちが、居ても立っても居られずピクルのいる場所へ集まるなか、悠然と現れた勇次郎は、強化ガラスを顔と体で押し破り、無理やり侵入したのです。

 強化ガラスを押し破る際には、透明なガラスに押し付けられた彼の顔が、パンストを頭にかぶせて上に引いた、いわゆる「パンスト顔」になっており、SNSでは「作者が笑わせにきている」「やりすぎw」など、その面白すぎる「顔芸」が話題になりました。侵入に成功した後の、「オジャマ…」のセリフもシュールで人気です。

『範馬刃牙』終盤では、シリーズの集大成とも言える刃牙と勇次郎の「地上最強の親子喧嘩」が行われました。この戦いで勇次郎は、息子である刃牙と拳で語り合いながら、多くの「顔芸」を見せています。親子喧嘩勃発前のホテルでの食事会で、勇次郎が刃牙に「イヤミか貴様ッッ」とキレる場面なども有名です。

 その他、特に印象的な顔芸は、「おねだり顔」でした。「親子喧嘩」ゆえに、急所などを狙わずにいた刃牙に対して、勇次郎は「もういい加減によォ 父さんに実力見せてくれよォォッ」と、情けない「弱気の百面相」で懇願します。彼の生涯で、誰かに懇願したのはおそらく初めてのことでしょう。もちろん、物語上でも初めてのことで、勇次郎の見せた貴重な「おねだり顔」に、「父さんという言葉を引き出せた時点ですごい」など、刃牙を評価する声までありました。

 もうひとつ、「だらしない顔」も印象的です。親子喧嘩の中盤で、「拳を握り終わったらパンチを放つ」と宣言した勇次郎は、指を広げると、その指をひとつずつ折りながらカウントダウンを始めました。そして、拳を作り終えた勇次郎は、緩みきった「だらしない顔」で、「ヤアアアアアァ」とわざとらしい声を発しながら、ゆっくりと拳を動かし始めたのです。

 刃牙をコケにしたような勇次郎の顔とパンチに対して、刃牙は打撃と関節の複合技「虎王」で反撃しており、勇次郎の顔芸からの刃牙のかっこよすぎる必殺技さく裂のギャップで、名場面として支持されています。

 最後は、第4部『刃牙道』で本部に守護(まも)られた際に見せた表情です。明らかに格下である実戦柔術家・本部以蔵に、クローン技術と降霊術で蘇った剣豪・宮本武蔵から「守護る」と言われ、プライドを傷つけられた勇次郎は、「殺゛し゛て゛や゛る゛~!!!」と、まさに怒髪天を突いて激怒し、その目には涙すら浮かべていました。過去一番の「顔芸」を披露しましたが、このシーンでは他にも、本部から「やめ止めておけ」「アンタの手に負える相手じゃない」と言われた際に、無表情の勇次郎が連続で描かれるなど、彼の新しい一面が見られます。

 勇次郎のみならず、個性的な表情、感情表現は、『刃牙』シリーズの見どころのひとつで、「公式LINEスタンプ」にもなるなど、多くの読者を魅了してきました。今後も、彼らが見せる新たな「顔芸」に注目したいところです。

(SU_BU)

【画像】表情筋も「地上最強」!一度見たら忘れない範馬勇次郎の超絶「顔芸」(10枚)

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