【漫画】労災レベル? 美容師の「痛い瞬間」TOP5に「恐ろしい」「寒気する」
仕事中の美容師は、その職業ならではの「痛い瞬間」に遭遇しがち。美容師をしている作者がまとめた「美容師あるある 痛い瞬間ランキング」とは……。Instagramで公開されたマンガが、「めっちゃ分かる!」「見てるだけで痛い」と話題になっています。作者のTAKUOさんにお話を聞きました。
「美容師あるある」第1位とは?

美容師が経験する痛い瞬間を描いたマンガ「美容師あるある 痛い瞬間ランキング」が、Instagramで1万1000以上のいいねを集め話題となっています。
美容師をしている作者が、仕事中に体験する「痛い瞬間あるある」を、5位から1位までランキング形式でまとめた内容で……「めっちゃ分かる!」「見てるだけで痛い」「恐ろしいけどすべて経験しました」などの声があがっています。
このマンガを描いたのは、Instagramやブログ「たくおの美容師物語」でマンガを発表している、美容師・イラストレーターのTAKUOさん(@takuo_illust)です。これまでに『美容師あるある物語』(小学館)などの作品を手がけました。TAKUOさんに、作品についてのお話を聞きました。
ーー今回のマンガを描いたきっかけを教えて下さい。
美容師として働いていると、いろいろな「あるある」に出会います。今回そのなかでも、忘れることのできない「美容師ならではの痛み」を描いてみました。「労災」と言っても過言ではない痛みたちを、TAKUO独自の判断でランク付けさせていただきました。
ーーTAKUOさんご自身は、マンガに描かれた痛みはすべて体験済みですか?
もちろん、すべて体験済みです。なので「あの状況」を鮮明に描くことができました。痛みをすべて知っているからこそ、のランキングです。私の描く「美容師あるある」は、女性特有のものは除き、すべて私の実体験をもとに描いています。
ーー痛い瞬間、お客様の前ではどう対処するのでしょうか?
もちろん顔には絶対出しませんし、叫び声も出しません。指を切ってしまったときは、「少々お待ちくださいね」と笑顔でお客様に伝え、バックルームへ消えていき、そこで悶絶しながら傷口をふさぎます。あまりひどい場合は、指サックでその場をしのぎ、すべてのお客様が終わったあとに病院へ行きます。お客様にバレることはありません。
ーー「この痛みはこういうときにやってしまいがち」などの傾向はあるのでしょうか?
予測できないので、新人だろうが、ベテランだろうが、暇だろうが、忙しかろうが、美容師をやっている限り、いつ起きてもおかしくありません。ロールブラシをローカーから取り出す瞬間、シザーケースから取り出す瞬間、ワゴンの上に置いてあるブラシを取る瞬間……。もう言い出したらキリがありません。
ーー作品について、どのような意見が寄せられていますか?
「めっちゃ分かる」「全部経験しました!!」などと、共感の嵐でした。本当にイラストや言葉だけでは表しきれない痛みです。このインタビューに答えている間も、思い出してずっと痛かったです。
(マグミクス編集部)