【漫画】ご飯を食べない0歳息子に怒鳴った母の後悔「体調不良に気付くべきだったのに」
10か月の息子にお昼ご飯を食べさせていた南波くわしくさん。しかし息子はご飯を食べようとしません。南波さんはイライラしてしまい……。子供への対応に悩む母親の気持ちが描かれたエッセイマンガがTwitterで共感を集めています。
「母親には程遠い」涙する姿に共感集まる

10か月の息子にお昼ご飯を食べさせていた南波くわしくさん( @kwsk28 )。しかし息子はご飯を投げ捨て、そっぽを向いて食べようとしません。そんな様子に南波さんはイライラしてしまい、「もういい!」と食事を終わらせました。そして夕方、息子の様子がおかしいことに気付き……。
南波くわしくさんによるエッセイマンガ『親が気づくべき事に気づけなかった話』がTwitterで公開されました。子供がご飯を食べてくれずにイライラした経験のある親御さんは多いのではないでしょうか。しかし子供がぐずるときは、何かのサインであることも。それに気付いた母親の気持ちが描かれたエピソードに共感が集まり、Twitter投稿には3300件を超える「いいね」がついています。
作者の南波くわしくさんに、お話を聞きました。
ーー南波くわしくさんがマンガを描き始めたきっかけを教えて下さい。
兄が描いた4コママンガを真似して描き始めたことがキッカケだと思います。小さい頃からマンガを読むことも絵を描くことも大好きだったので、それも要因かもしれません。
ーー『親が気づくべき事に気づけなかった話』は1年ほど前のエピソードということですが、当時を振り返ってのお気持ちや、現在の息子さんとの接し方について教えていただけますか?
初めての発熱だったので、最初は軽くパニックを起こしていました(笑)。でも息子が寝たあと、「そういえば日中ずっと元気なかったな……」「お昼のとき機嫌が悪かったのって……」と、いろんなピースがはまって、全部具合が悪いサインだったのかもと気付いたときは本当に落ち込みました。
今でもこのときのことは教訓にしていて、少しでも不機嫌だったり食欲がなさそうだったりすれば、熱をはかるなり様子を見るなりするように心がけています。

ーー作品に対する反応で、特に印象に残った読者の声があれば教えて下さい。
「日中イライラしていた気持ちが、体調不良のせいだと分かった瞬間吹き飛ぶ」というお話が大変印象に残りました。ありがたいことに、この作品も共感のお声をたくさんいただいたんですが、私自身も上記のお話に大変共感しました。
「イライラさせる行動には実は意味があって、それに自分が気付くべきだったんだ」と、サーッと血の気が引くような、頭が真っ白になるような……そんなお気持ちが痛いほど感じ取れました。
ーーTwitterでは育児マンガやエッセイマンガを精力的に投稿なさっていますが、これまでに投稿されたマンガで、反響が大きかったもの、ご自身が気に入っているものなどがあればご紹介いただけますか?
『君を笑わない』は反響が大きかった作品です。また、『まだ教えてもらってない』と『息子に出てほしい番組』が気に入っています。
ーー今後、Twitterで発表される作品については、どのように活動していきたいとお考えでしょうか?
今後も育児や日常を踏まえたエッセイマンガを中心に発表していく予定です。マンガの連載や挿絵など、お仕事にもつなげられるよう活動していきたいと考えています。
(マグミクス編集部)