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『初代ガンダム』の三大名バトルといえば? 技量比べだけでなく「心理戦」もアツい!

時代を超えて愛され続ける『ガンダム』シリーズ。その第一作目である『機動戦士ガンダム』には、後の作品にも引き継がれる名シーンがたくさん存在します。後の作品に多大な影響を与えたベストバトルを紹介します。

何十年も語り継がれる名シーンだらけの『ガンダム』

満身創痍のガンダム。無人操作でジオングヘッドを撃ち抜き、相打ちとなった。画像は「165ピース ジグソーパズル クリスタルパズル 機動戦士ガンダム ラストシューティング (ジグソーパズルタイプ)」(ビバリー)
満身創痍のガンダム。無人操作でジオングヘッドを撃ち抜き、相打ちとなった。画像は「165ピース ジグソーパズル クリスタルパズル 機動戦士ガンダム ラストシューティング (ジグソーパズルタイプ)」(ビバリー)

 独特の世界観と壮大な歴史を持つ『ガンダム』シリーズ。特に一作目には今に続く『ガンダム』作品のエッセンスが凝縮されています。この記事では『機動戦士ガンダム』から歴史に名を刻む戦闘シーンを3本紹介します。

●モビルスーツ同士のチャンバラから白兵戦へ!

 最初に紹介したいのはガンダムVSグフです。グフのパイロットは「青い巨星」ランバ・ラル。アムロがシャア以外ではじめて勝負を意識した強敵です。歴戦の武人といった風情のラルが駆るグフとの決闘は、まさに巨大ロボットによる殺陣の見本だといえるでしょう。

 剣、盾、ムチ、フィンガーバルカンを駆使するグフに対し、機体の性能に助けられながら、辛くも勝利をおさめたアムロ。しかし戦いはここで終わりません。

 ジオン軍内部の権力争いのせいで新たなモビルスーツの補給を受けられないラルは、部隊を率いてホワイトベースに白兵戦を仕掛けます。ホワイトベースの外壁を破壊して侵入を果たし、第2ブリッジの占拠に成功するラルたちですが、艦内でセイラを目にして一瞬の隙を見せたところをリュウ・ホセイに撃たれます。

 敗北を悟ったラルは、アムロの目の前で手榴弾を胸に抱いて身を投げました。この戦いでアムロは戦士の覚悟を知ったのです。

●宇宙に海が!ニュータイプ演出はここから始まった?

 二本目の名勝負はガンダムVSエルメス&ゲルググのニュータイプ戦です。エルメスが飛ばしてくるビットのオールレンジ攻撃を避けながら、次々とビットを切り裂き、修羅のように戦うガンダム…今見ても凄まじい作画です。

 激しく戦いながらも、やがてアムロとララァは感応し、いつしかふたりは空間を超えたコミュニケーションを始めました。ふたりの戯れるような様子を察したシャアは、ゲルググで間に割って入ります。

【画像】敵ながらカッコイイ! ガンダムと死闘を繰り広げた名機を見る(6枚)

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