全てが対になってる? 『ワンピ』シャンクスとバギーの関係は今後も超重要
『ONE PIECE』で、幼少期から仲が良く兄弟のような関係のシャンクスとバギーに関して、ネット上では「シャンクスとバギーが対の関係になっている」と話題になっていました。今回は、ふたりがどのような場面で対に描かれているのか紹介します。
シャンクスとバギーは最終章でどう動く?
『ONE PIECE』で、かつては同じ「海賊王のクルー(見習い)」をしていて、現在は同じ「四皇同士」という腐れ縁のシャンクスとバギーに関して、ネット上では「シャンクスとバギーが対の関係になっている」と話題になっていました。今回は、ふたりがどのような点で対に描かれているのか、紹介します。
※この記事は『ONE PIECE』単行本未収録の最終章の内容を含みます。
色んな諸事情でバギーが社長を務めることになった組織「クロスギルド」は、配下に最強のキャラたちが揃っています。秘密犯罪会社「バロックワークス」の社長を務めていたクロコダイルや、元王下七武海のひとりである世界最強の剣士・ミホークなどが、成り行きで幹部として在籍しています。一方でシャンクスの赤髪海賊団は、シャンクスいわく「ウチの傘下は『弱い』で有名」と発言していました。「悪運でのし上がり強者たちを味方に付けるバギーと、実力で四皇になって弱い傘下を保護しているシャンクス」と、対比が話題になっています。
シャンクスとバギーは、海賊見習い時代に北極と南極どちらが寒いかを論争するシーンでも対立していました。シャンクスは南極、バギーは北極の方が寒いと主張します。この対立は複数回おこなわれており、ふたりの間ではお決まりの言い争いになっているようです。
またふたりの見た目に関しても、赤髪が特徴的なシャンクスに対して、バギーの髪色は青色になっています。諸説ありますが、色を円環状に並べた「色相環」という図では、厳密に正反対ではありませんが、赤と青は反対側の位置にあります。ネット上では「毎回必ず意見が割れるのが笑える」「北極南極の喧嘩のくだりが長い間続いてるけど、何の伏線だろう」「髪色まで言い合いしているみたい」との声が上がっていました。
バギーは「弱い悪魔の実の能力者」で、シャンクスはまだ能力者ではないということは確定していませんが、「作中最強クラスの非能力者(?)の覇気使い」という点も対照的です。さらに、「バラバラの実」の能力者であるバギーは、手足を切り離して攻撃する技の応用なども多く、この点にも「何回腕を切り落とされても問題ないバギーと、左腕を食いちぎられたシャンクス……」といった意見がありました。
ふたりの関係については「対の関係に見えるけど、ずっと変わらず対等な関係が良すぎる」「喧嘩や言い争いは多いけど、仲がいい兄弟のような関係が好き」など、ほっこりするという声が多く上がっていました。また「対になっているのは伏線なのでは?」「ふたりの対比が何を意味するのだろう」と考察されています。
そして1082話では、クロコダイルとミホークにボコボコにされていたバギーが、シャンクスとの苦い過去を思い出して「『海賊王』になり゛てェ!!!」と叫び、クロコダイルたちに止められるも、部下たちへ「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」を取りに行くことを宣言しました。ネット上では「シャンクスとバギーの勢力が、いよいよぶつかり合うのかも」「バギーなら、本人の言葉通り他の四皇全員『出し抜き』そう」「シャンクスは戦いたくないだろうけど、どうするのかな」と今後の予想も盛り上がり、対照的なふたりの関係にさらなる注目が集まっています。
(マグミクス編集部)