アニメ『葬送のフリーレン』スペシャルビジュアル&キャラデザイン公開!
2023年秋アニメ『葬送のフリーレン』について、主人公フリーレンのキャラクターデザインとスペシャルビジュアルが公開されました。フリーレン役の種崎敦美さんは「細かな表情変化がたくさん」としています。
フリーレン役種崎敦美さんからのメッセージも到着

2023年秋のTVアニメ化が発表されている『葬送のフリーレン』について、主人公であるフリーレンのキャラクターデザインとスペシャルビジュアルが公開されました。
原作の『葬送のフリーレン』(作:山田鐘人、画:アベツカサ)は、「週刊少年サンデー」(小学館)で連載中の、勇者が魔王を討伐した後の世界を舞台に、その勇者一行の一員だった魔法使いの旅路を描くファンタジーです。単行本は既刊10巻で累計発行部数800万部を突破しており、2021年には「マンガ大賞2021」大賞、「第25回手塚治虫文化賞」の新生賞を受賞しています。
キャラクターデザイン公開に際し、フリーレン役を務める種崎敦美さん(『SPY×FAMILY』アーニャ役 ほか)は、次のように述べています。
「言葉がなくともキャラクターの目元や口元からもたくさんのものを感じ取れる作品なのですが、発表されたキャラデザインも大きな表情変化ではなく細かな表情変化がたくさんで、アニメーションスタッフの皆様の想いがここからも伝わってくるなぁと思いました。本当に丁寧に作ってくださっているので早く見ていただきたいです……!
(『葬送のフリーレン』のアフレコに臨む中で、改めてフリーレンの印象について)真っ白の上に知識と経験と思い出と……って、いろんな色が重なっているけど重なってもなお基本真っ白……という印象です。何もないという意味ではなく無垢……? というか。魔法使いとしてとんでもない力があったり、時間が果てしなくあるなりの時間の使い方をしたりはするのですが、1000年生きてるわりにはとても普通なところが普通じゃないなぁと思います。
(フリーレンを演じるうえで心がけていることは)今作に限らず、自分で固めすぎずに現場で作っていくのは大事にしたいといつも思っています。あとは……心がけている、というほどではないのですが、キメなきゃいけないシーンほどスッと自然に、ゆるめな、くだらないことをやってるシーンほど大真面目にやれたらいいな……みたいなのは頭の片隅にあるかもしれません」
またアニメ放送にあたり、原作読者やファンに向けて「『ああ……』と感じとったあとは大事に自分の中にふわっと閉じ込めておきたくなるような、言葉にできない、してしまいたくない、いろんな繊細な感情に溢れている作品だと思っています。アニメーションで、音楽で、声で、お伝えできるよう感じとっていただけるよう、みんなで心をこめて作っております。是非、放送をお楽しみにです」としています。
TVアニメ『葬送のフリーレン』は、2023年秋より日本テレビ系全国ネットで放送開始予定です。
※種崎さんの「崎」は、「大」ではなく「立」が正しい表記
(C)山田鐘人・アベツカサ/小学館/「葬送のフリーレン」製作委員会
(マグミクス編集部)