『ワンピ』「オペオペの実」は欲しい能力? 大きすぎるデメリットに「ちょっと迷う」
『ONE PIECE(ワンピース)』に登場するトラファルガー・ローは「オペオペの実」の能力者です。ネット上で「チート能力」との声も多い「オペオペの実」とは、どういうものなのでしょうか。
「オペオペの実」の能力の弱点とは?
『ONE PIECE(ワンピース)』に登場するトラファルガー・ローは、特殊な空間(ROOM)を発生させ、ROOM内の生物や物体を自在に改造できる「オペオペの実」の能力者です。能力のモチーフは「外科手術」といわれており、ROOM内で改造したものはROOMの外に出ても効果が持続されるおまけ付きです。
「オペオペの実」の能力でいう「改造」とは、人体を含めたさまざまなものを自由自在に移動、接合、切断するなどの行為を指します。実際にローは「オペオペの実」の能力で、相手の心臓を抜き取ったり、違う生物の身体をくっつけたりしていました。
見方によっては「外科手術」に見えなくもありませんが、「改造」という表現の方がしっくりくる能力です。ネット上では「チートすぎるだろ」「設定どっかで間違えている」など、「オペオペの実」の汎用性の高さに多くの声が寄せられていました。
「オペオペの実」は突出した能力から、50億ベリーもの高値で取引された「悪魔の実」です。ここまで高値で取引される理由は攻撃能力の高さだけではありません。「オペオペの実」の能力者は、自分の命と引き換えに人を不老不死にすることもできるといわれています。この話が原因で、永遠の命を得ようとしていたドフラミンゴたちの標的となり、ローは命の危機の陥ったこともありました。
もともと攻撃手段のバリエーションに富んでいるのにもかかわらず、「覚醒」後はさらに能力の汎用性がアップすることが発覚し、読者の間で「ずるい」「『オペオペの実』が覚醒したらもう勝てないよ」などの声があがっていました。
覚醒後の「オペオペの実」は、能力者が外にいる状態で、ROOMを作り出すことが可能になりました。ほかの物体にROOMをまとわせることで、刀を巨大化させたり、相手に痛みを感じさせることなく攻撃を貫通させたりすることができます。
さまざまな面でメリットの多い「オペオペの実」の能力ですが、それにともなう大きなデメリットがありました。まず、前提として医療知識がなければ能力を使いこなすことが難しいという点です。幸いにもローは医療知識が豊富でしたが、それ以外の人が「オペオペの実」の能力を得ていた場合、「チート」と呼ばれるほど活用できていたのか、定かではありません。
また、能力を使う際のエネルギー消費量がすさまじい点もデメリットのひとつで、ROOMを展開している間は、能力者自身の体力が削られます。ほかの「悪魔の実」も能力を使用するときは体力を消耗するようですが、「オペオペの実」以上に消耗が激しい能力は今のところ登場していないようです。
広い範囲、あるいは長い時間能力を展開し、無理に行使し続けると、体力だけでなく、寿命を削られてしまいます。デメリットについて読者からは「ここまでチートなら医療知識も必要なしにして欲しい」「強そうだけど欲しくはない」「強さのために命削るのは無理」などの声があがっています。
能力者自身は「オペオペの実」の能力を欲する人から命を狙われ続けることや、寿命を削らなければならないという、デメリットへの覚悟も必要です。しかし、それを考慮しても「オペオペの実」は魅力的な能力です。もし、あなたが『ONE PIECE』の世界で「オペオペの実」を得るチャンスをつかんだら、ハイリスクハイリターンな「オペオペの実」の能力を手に入れたいですか?
(マグミクス編集部)