満場一致? 奇跡のアマプラ「星5つ?」を獲得したアニメ3選 「完璧すぎる完結」
Amazonプライム・ビデオでは数多くのアニメ作品が配信されており、評価の「星の数」を基準に選ぶ方もいるでしょう。そこで今回は、特に評価の高い「星5つ」を獲得している作品を、レビューも交えて3つ紹介します。
誰が見ても高評価!?
Amazonプライム・ビデオでは、最新作から懐かしの旧作まで、数多くのアニメ作品が配信されています。そんななかで観る作品を選ぶときの基準として、評価の「星の数」を見る方も多いのではないでしょうか。しかし、さすがに「星5つ」の作品はなかなか見かけません。そんななか、「星5」以外の評価もついてはいるものの、平均が高すぎてサイト上では一見「5点満点」評価になっているように見えてしまう、大好評のアニメを紹介します。
まず紹介する『ぼっち・ざ・ろっく』(アマプラ平均4.8)は、2022年12月27日にシーズン1が完結した作品で、人見知りの主人公「ぼっちちゃん」こと後藤ひとりが、音楽を通じて成長する青春音楽ストーリーです。
原作は、はまじあき先生による同名マンガで、「ぼざろ」という略称でも親しまれています。作中に登場する「結束バンド」のアルバムがダウンロードランキングの「レコチョクアワード 月間最優秀楽曲賞2022年12月度」のトップを獲得したり、ひとりが使用するギターのモデルが発売されたりと、アニメのクオリティ以外の面でも話題を呼びました。
『ぼっち・ざ・ろっく』のレビューには、「ただ絵が動いている、というよりも絵のなかでキャラクターが息をしている感がすごい」「楽器やバンドに興味がなかったけど、ぼっちちゃんの奇行を眺めるだけで楽しめる」楽器をする人間にとっては作中の楽曲や演奏シーンの素晴らしさがうれしい」「還暦ですが、今世紀に入ってからここまでハマったアニメはないくらい素晴らしかったです」と、そのクオリティに幅広い人からの支持が集まっていました。
綾野ことこ先生の小説が原作で、京都アニメーション製作の『ツルネ ―風舞高校弓道部―』は、2018根から放送された1期がアマプラ平均4.9の高評価を獲得しています。2期の第2期『ツルネ -つながりの一射-』も4.6と、レベルが高いシリーズです。
主人公・鳴宮湊は中学最後の弓道の大会で負けてしまい、「自分のせい」だと負い目を感じたことで弓道をやめ、風舞高校へ進学します。そんな中で鳴宮は風舞高校で仲間たちと出会い、弓道の道に戻ります。そして、風舞高校弓道部が他の弓道強豪校のライバルたち相手に奮闘していく、青春ストーリーです。
第1期のレビューには「弓道入門編としても、青春ドラマとしても、とても丁寧な作りで楽しめました」「作画の美しさはもちろん、弓道の知識がないからこそ専門用語それぞれに興味が湧いてワクワクしました」「青春スポコンの王道ですが、弓の経験者にとっては、細かいところまでよく描写していて、清々しい気持ちになります」と、弓道の知識がない人からも、経験者からも絶賛が相次いでいました。
2022年10月5日にエピソード1の放送・配信が開始された『モブサイコ100 第3期』も、平均4.9と圧倒的な高評価を獲得しています。原作は『ワンパンマン』でも知られるONE先生のマンガで、「第20回文化庁メディア芸術祭 アニメ部門審査委員推薦作品」に輝いた青春サイキックストーリーです。ちなみに、シーズン1は星4.5、2は星4.7と徐々に評価を上げています。
本作の主人公・影山茂夫(通称・モブ)は、目立たない普通の男子高校生ですが、実は誰よりも強力な超能力の持ち主です。モブは霊幻新隆というインチキ霊能者の助手となって働くとき以外は、超能力をあまり使うことはありません。各エピソードでは%で表される数字が「100」になったときに何かが起り、モブを取り巻くさまざまな物語が展開されます。
Amazonのレビューでは「シーズン1、2、3のそれぞれの良さがあって、はずれのストーリーがない感じがモブサイの大好きな所」「感無量。シーズン1から紡がれてきた伏線がすべて回収され、感動の結末を迎えた」「終わり方が神すぎた。数あるアニメのなかでもトップレベルの物語の締め方だった」と、完結編としての完成度に絶賛が相次いでいました。シーズン1、2合わせてぜひ見ていただきたい作品です。
(LUIS FIELD)