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「ブラックガイン」登場から30年 「たった1話の登場」で、今も愛される大人気キャラに

今でも人気の高いロボットアニメ『勇者特急マイトガイン』で、ゲストながら印象的だった敵役「ブラックガイン」は、放送終了後もゲームやオモチャで大活躍しています。その魅力を紐解いていきましょう。

1話限りのゲストでもインパクト絶大

ブラックマイトガインを立体化した「SMP [SHOKUGAN MODELING PROJECT]勇者特急マイトガイン ブラックマイトガイン」 (C)サンライズ
ブラックマイトガインを立体化した「SMP [SHOKUGAN MODELING PROJECT]勇者特急マイトガイン ブラックマイトガイン」 (C)サンライズ

 本日5月22日は、1993年に『勇者特急マイトガイン』第16話「ブラックガイン」が放送された日。1話限りのゲストキャラですが、この作品でも人気の高いブラックガインが登場したエピソードです。

 ブラックガインは本作の主人公ロボであるガインをコピーした巨大ロボット。いわゆる偽物です。本作の敵のひとりであるホイ・コウ・ロウがガインの超AIを解析し、打倒マイトガインのために製作しました。しかし、コピーが完璧すぎたせいかガインの持つ正義の心まで持たせてしまい、ホイの意に背いてガインたち勇者特急隊と合流します。

 そこでホイはブラックガインをコントロールするマスクを開発し、それによりブラックガインは悪の心を持つようになりました。そしてブラックガインはブラックマイトウイング、ブラックロコモライザー、さらにマイトガインにはないブラックパイルダーと合体、ブラックマイトガインとなって旋風寺舞人とマイトガインの前に立ちふさがります。

 戦いを望まないマイトガインに対して容赦ない攻撃を繰り返すブラックマイトガイン。仕方なく応戦するマイトガインによってブラックマイトガインは敗北しました。ところが、ブラックガインをコントロールしていたマスクが今度はガインに迫ります。

 正気に戻ったブラックガインはそれを目撃すると、躊躇なくマスクをつかんで自爆することでガインの危機を救いました。そこには頭部だけになったブラックガインが残り、最期は苦手だった早口言葉を口にするというところで物語は終わります。

 1話限りのゲストとして衝撃的な登場と最期を見せたブラックガインは、ファンも多いキャラです。本作最終回のエピローグでは無事な姿を見せていたことから、ブラックガインの超AIは無事回収され、戦いが終わったころには修復されたようでした。

 このエピソードの脚本は、現在では特撮ヒーロー番組で名を馳せている井上敏樹さんです。実は井上さんは本作では脚本を2話しか担当していませんが、そのもうひとつが、こちらもファンに注目された第8話「納豆に手を出すな!」です。実はこの両エピソードは、2022年にブルーレイボックス発売記念のファン投票で1位と2位にランクインしました。いわば井上さんの脚本がファン投票でワンツーフィニッシュを決めたというわけです。

 それだけでなく、この第16話の作画監督はキャラが味方側キャラクターデザインの石田敦子さん、メカがチーフメカ作画監督の山根理宏さんという、本作の黄金コンビでした。シナリオ面だけでなく、こうした作画面のクオリティの高さも本編の見どころのひとつで、人気が高い理由だと思われます。

【画像】やっぱり合体変形は良い! 2022年に製品化された「ブラックマイトガイン」(7枚)

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