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どうなるか未知数? 23年以降に公開予定の「実写化」作品 「作者は太鼓判」

世界的な人気を誇る『ONE PIECE』の、Netflixによる実写版がいよいよ2023年内に配信されることが発表され、原作者の尾田栄一郎先生も、自信と意気込みを語りました。今回は他にもある、「今後公開予定の期待大な実写アニメ映画」について、キャスティングやネットの声などをご紹介します。

ファンは期待と不安を抱えて待機中

Netflix版『ONE PIECE』のキービジュアル (C)尾田栄一郎/集英社
Netflix版『ONE PIECE』のキービジュアル (C)尾田栄一郎/集英社

 2023年も、人気マンガの実写版映画、ドラマが続々と発表予定で、直近の作品では5月26日より公開の映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』(原作:荒木飛呂彦)に注目が集まっている他、田島列島先生の同名マンガの実写版『水は海に向かって流れる』と、ディズニーの人気アニメ映画の実写版の『リトル・マーメイド』が、同日の6月9日に公開予定です。

 これらの作品はすでに予告編も映画館で流れ、試写で作品を見た人びとの評判もネットに流れていますが、もう少し先の公開の作品では、どんな出来になっているのかやキャスティングすら不明の実写版もあります。

 Netflixで2023年に全世界独占配信予定の実写ドラマ『ONE PIECE』は、世界中の注目が集まっている作品です。原作者で同作のエグゼクティブプロデューサーの尾田栄一郎先生は、5月5日に直筆のコメントを発表し、「各国全製作陣、全キャストが作品への愛に満ちています!!燃えています!でも、力みすぎず楽しい作品に!!全8話、今、最後の調整中。出航の日は近いです!!」と、作品にかける思いを綴っています。

 ただ、尾田先生は「僕が納得できなかったら公開を延期すると約束をしてくれています」とも書いていたため、もしかすると公開はもっと先になるかもしれません。

 同作は主人公モンキー・D・ルフィが船長の「むぎわらの一味」が、「伝説の海賊王」ゴール・D・ロジャーの残した大秘宝「ワンピース(ひとつなぎの大秘宝)」を巡り、壮大な冒険を繰り広げるストーリーです。全8話という情報と、これまで発表されたキャストから、まずは序盤の「イーストブルー編」のみが配信されると予想されています。

 キャストは2021年11月から発表されており、ルフィを演じるイニャキ・ゴドイさんは、しゃべり方や雰囲気がルフィと似ていると言われています。そして、ロロノア・ゾロ役の新田真剣佑さんはキャストのなかで唯一の日本人で、アクションのキレに定評があり、剣士・ゾロの殺陣も期待されています。その他、ナミ役はキュートな雰囲気がピッタリなエミリー・ラッドさんが務めるなど、発表があるたびにキャスティングが話題を呼んできました。

 そんな実写版のキャストが登場する、「Netflix Japan」のYouTube動画「『ONE PIECE』セット潜入初公開映像 – Netflix Geeked Week」が22年6月に公開されると、ファンからは「セットの作り込みがハンパじゃない。製作陣の本作への意気込みがうかがえる」「ルフィ役の人が動く姿を初めて見たけど、これは期待できそう!」「面白い作品が出来上がりそう! この動画見るだけでワクワクしました」といった声もあがりました。

 一方で、「大きなプロジェクトだけど、綺麗にまとめられるのだろうか」「壮大でストーリーも膨大な『ONE PIECE』の世界が、実写で表現できるのか不安」「細かい伏線がたくさんあるから、ストーリーや設定を少し変えるだけで話が破綻するのでは」「ゴム人間は実写向きじゃないと思う」など、実写化すること自体を不安視する声も多く見られました。まだ具体的なシーンのある予告編なども公開されていないため、どのような仕上がりになっているかは未知数です。

【画像】再現できる? 実写化予定マンガの強烈キャラ(5枚)

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