『ワンピ』最後の「ロードポーネグリフ」の行方に考察白熱 「シャンクス所有?」
「偉大なる航路(グランドライン)」の最終地点の島「ラフテル」への道しるべとなる、「ロードポーネグリフ」は、現在、まだひとつだけその在り処が分かっていません。いったい最後の「ロードポーネグリフ」はどこにあるのか、ネットの考察を紹介します。
最後の「ロードポーネグリフ」は今どこにある?
『ONE PIECE』の「偉大なる航路(グランドライン)」の最終地点「ラフテル」への道しるべとなる「ロードポーネグリフ」は、全部で4つあるとされています。しかし、現状でロードポーネグリフはまだひとつだけ、そのありかが分かっていません。
※この記事では『ONE PIECE』単行本未収録の内容を含みます。
3つのロードポーネグリフは、それぞれ幻の島「ゾウ」のくじらの森、ホールケーキアイランド、ワノ国にあることが分かっています。なお、ホールケーキアイランドのロードポーネグリフは四皇のひとりだったビッグ・マムが所有、ワノ国のロードポーネグリフも同じく元四皇・カイドウの所有下にありました。麦わらの一味はそれぞれの「写し」を取って、4分の3の情報を持っている状態です。
4つめのロードポーネグリフは、26年前に魚人島にあったことまでは分かっています。しかし現在は跡形もなく、「ジョイボーイからの謝罪文」を刻んだポーネグリフだけが存在していました。
魚人島にあったロードポーネグリフを持ち出した人物は不明で、カイドウやビッグ・マムの可能性もあります。また、元はロジャー海賊団の一員であったシャンクスが持っているのではないかという説も出ていました。
シャンクスは直接ラフテルに行った経験はないものの、ラフテルに旅立つロジャーを見送っていたため、位置は把握していると考えられます。「シャンクスは誰かがラフテルに到達するのを防ぐために、ロードポーネグリフを移動させたのでは?」「ネプチューン王とも知り合いだし、移動させやすいはず」という声もありました。さらに、シャンクスもビッグ・マムやカイドウと同じく四皇のひとりのため、「シャンクスが持っている可能性が1番高そう」「他の四皇や強敵からも狙われるし、相当の実力者じゃないと保有できない」という意見もあります。
その他、「本人は『ワンピース(ひとつなぎの大秘宝)』には興味ないけど、ロジャーから話を聞いて海賊王になるのにふさわしい人物を待っていた白ひげが、どこかに隠したのではないか」という考察や、「キッドが言及した火の傷を持つ男が所有、もしくは場所を知っているはず」と、いろんな予想が繰り広げられていました。
また、「シャンクスが持っている場合、ロードポーネグリフの保管先はどこか」という疑問に関して、巨人族が暮らす島「エルバフ」にあるのではないかという説も、多くの支持を集めています。第1054話で「ワンピースを奪りに行く」ことを語ったシャンクスは、第1076話でエルバフにいることが分かりました。そして、第1079話で島にやってきたキッドと対戦する前に、「ここには少し立ち寄っただけだ」という発言をしています。
シャンクスがエルバフにいた理由に関して、ネットでは「ロードポーネグリフがあるから写しを取りに来たのでは」「巨人族なら巨大なロードポーネグリフも運びやすいし、シャンクスが魚人島から運び出す際に手伝ってもらって、エルバフに置いたのでは」などの考察が出ています。
その他、「エルバフはウソップが憧れている島だから、今後のストーリーでも麦わらの一味が立ち寄る可能性が高そう」「ポーネグリフの古代文字が読めるロビンの恩人・サウロがエルバフで生存しているみたいだし、エルバフにロードポーネグリフがあるという流れが予想できる」「世界会議に未参加のエルバフは多分世界政府に加盟していないはずだし、多数派の種族ではない巨人族の島と考えると、これまでポーネグリフがあった場所とも共通点がある」などの予想意見も上がっていました。
第1082話では、新四皇のバギーが海賊王になるために「ワンピースを取りに行く」ことを宣言しており、争奪戦はより熾烈なものとなりそうです。「ワンピース」につながる「ロードポーネグリフ」は内容を読めなければ意味がないため、一味にロビンがいるルフィが有利のはずですが、果たしてどうなるのでしょうか。
(マグミクス編集部)