ゾロが死ぬ? 「夢の果て」を聞いたゾロの反応に「違和感」の声集まる
『ONE PIECE(ワンピース)』に登場する麦わらの一味の最古参・ゾロに死亡説が浮上しています。高い戦闘力を持ち、世界一の剣豪を目指すゾロは、簡単に死ぬほど弱くは見えませんが……。「ゾロ死亡説」のきっかけとなった、ふたつの理由をご紹介します。
死亡キャラとの共通点に「不穏」
『ONE PIECE(ワンピース)』は、2022年から最終章に突入し、さらに盛り上がりを見せています。物語の結末についてファンの間で討論が白熱するなか、「ロロノア・ゾロの死亡説」が浮上しているようです。独自の剣術「三刀流」の使い手で高い戦闘力を持つゾロになぜ「死亡説」が浮上しているのでしょうか?
※この記事には「ワノ国編」以降の内容を含みます。
作中で描かれた、ふたつのシーンから「ゾロ死亡説」を唱える読者が多いようです。ひとつ目は「ワノ国編」で登場した「死神」の存在でした。「ワノ国編」の終盤で、「全身の骨が砕けるケガ」の倍のダメージを受けるゾロの前に大きな鎌を持った「死神」のようなものがゾロを襲いました。このシーンでは、「死神」から逃れたゾロですが、読者の間では「このシーンはゾロが死亡する伏線なのでは?」と不安の声があがっているようです。
ふたつ目は、ルフィの『夢の果て』に対するゾロの反応でした。 原作1060話で麦わらの一味に明かされたルフィの「夢の果て」は、具体的な内容は伏せられたものの、一味のリアクションがコマ別ではっきり描写されました。驚きと感心を中心に似通った反応がいくつかあるものの、そのセリフは個々で異なっており、意図的に区別がされているように感じられます。
このとき、ゾロは「は?」と驚きと呆れが混ざったような反応をしました。この「夢の果て」に対して「は?」と返す流れは、ロジャーがエドワード・ニューゲート(白ひげ)と光月おでんに自らの「夢の果て」を語ったシーンや、ルフィが幼少期にポートガス・D・エースとサボに「夢の果て」を語ったシーンと似ています。
ロジャーの「夢の果て」を聞いた白ひげとおでん、幼少期にルフィの「夢の果て」を聞いたエースとサボは、4人とも同じような「は?」というリアクションを取っていました。
同じリアクションをとったキャラのうち、3人がすでに死亡しているうえ、サボについてもしばらくの間安否不明な状態が続いていました。この共通点から「ゾロの身にもなにか起きるのでは……」と不安の声があがっていました。
「海賊王」を目指すルフィと、「世界一の剣豪」を目指すゾロは、お互い「頂点を目指している」という共通点があります。目指すものが似ているだけに、ゾロの「夢の果て」に対する反応を見た読者からは「ルフィと似ているのに意外」「ちょっと反応が変な気がする」「一番に乗っかりそうなイメージなのに」とゾロの反応に違和感を持つファンが少なくないようです。
「ゾロ死亡説」についてファンからは、「頼むから死なないでくれ」「死んだら有給数日使って泣く」「立ち直れないからやめて」と生存を望む声が多くあがっています。ふたつの不安要素はあるものの、今後のエピソードでゾロがどんな活躍を見せるのか、多くの読者から注目が集まっているようです。
※本文の一部を修正しました。(2023.10.9 14:55)
(マグミクス編集部)