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開始3時間200%超 「サウザー様玉座」クラファン成立 「お前はすでに達成している」

2023年秋に開催される『北斗の拳』原画展に関連し、登場人物のひとりであるサウザーが座っていた玉座を再現するクラウドファンディングが開始され、その日のうちに目標金額の倍を上回る出資が集まりました。

サウザー様の玉座いくつ作る気? 勢い止まず目標の250%超

「聖帝サウザーの玉座を再現するクラウドファンディング」は2023年5月24日開始、同日目標金額を達成
「聖帝サウザーの玉座を再現するクラウドファンディング」は2023年5月24日開始、同日目標金額を達成

「聖帝サウザーの玉座を再現するクラウドファンディング」が2023年5月24日(水)19時に開始され、すでに目標金額を達成しています。

 これは2023年秋に森アーツセンターギャラリー(東京都港区)で開催される「北斗の拳40周年大原画展〜愛をとりもどせ!!〜」の関連プロジェクトとして実施されたもので、クラウドファンディング開始から1時間半後の24日20時30分ごろには200%を上回る勢いで推移、22時ごろには220%超、そして15時間が経過した25日(木)10時の時点で達成率は251%、出資金額は502万170円となっています。

「聖帝サウザー」は『北斗の拳』(作:武論尊/画:原哲夫)に南斗六聖拳の使い手のひとりとして登場した、作中屈指の強敵です。企画されたクラウドファンディングは、そのサウザーが座して見るもの全てを下郎と見下していた超豪華な椅子(玉座)を、実物大で原画展会場に再現しようというものになります。実際に腰を掛け、足を組み、肘をつき、サウザー気分を味わえるとか。

 出資者への返礼品には、本物の「核シェルター」をはじめ、ネタ心あふれるアイテムが数多くラインナップされていました。中でも人気を集めたのは、作者である原哲夫先生と一緒に大原画展を巡ることのできるギャラリーツアーで、出資額30万円、限定10名の募集に対し、24日22時の時点で残り1、そして25日10時の時点で募集は終了していました。

 出資募集は、クラウドファンディングプラットフォーム「うぶごえ」にて、2023年7月9日(日)23時59分までです。なお出資額777万7777円の「北斗の拳 防災核シェルター」はまだ返礼品にラインナップされており、こちらは6月30日(金)23時59分59秒までの期間限定となっています。

聖帝サウザー様と再現される玉座(画像はイメージ)
聖帝サウザー様と再現される玉座(画像はイメージ)

『北斗の拳』は、「週刊少年ジャンプ」(集英社)に1983年から1988年まで連載された、核戦争により文明社会が失われ、暴力が支配する世界となった世紀末を舞台に、北斗神挙の伝承者であるケンシロウが愛と哀しみを背負い救世主として成長していく姿が描かれた作品です。2023年9月13日に、連載開始から40周年を迎えます。

「北斗の拳40周年大原画展〜愛をとりもどせ!!〜」は、その原画が一堂に集まる、初の原画展です。「199X年 世界は核の炎につつまれた!!」のフレーズで知られるオープニングから、「わが生涯に一片の悔いなし!!」と最大の強敵(とも)、ラオウが昇天するまでの約3000ページから約400点を厳選し、6つの「愛」をテーマにストーリー順で展示するといいます。会場内は原画含む全てが撮影OKで、SNS映えするようなフォトスポットも設けられるそうです。

(C)武論尊・原哲夫/コアミックス 1983

(マグミクス編集部)

【画像】まだあります「核シェルター」ほかクラファン返礼品を改めてチェックする!(17枚)

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