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題意は「喪に服す子どもたち」 片渕監督が語る最新作『つるばみ色のなぎ子たち』

片渕須直監督が制作中の劇場用アニメ作品について、タイトル『つるばみ色のなぎ子たち』が発表され、その制作風景などが公開されました。また制作にあたっているスタジオで自身が取締役を務めるコントレール社についても語られています。

「MAPPA STAGE 2023」に片渕監督と大塚プロデューサが登壇

『つるばみ色のなぎ子たち』ティザービジュアル
『つるばみ色のなぎ子たち』ティザービジュアル

 2023年5月21日(日)に開催された、アニメーションスタジオMAPPA主催のイベント「MAPPA STAGE 2023」にて、片渕須直監督の最新作『つるばみ色のなぎ子たち』が発表されました。イベントでは片渕監督、MAPPAの大塚 学プロデューサーが登壇し、トークセッションが繰り広げられ、最新作についての情報や制作中の様子などが語られました。

『この世界の片隅に』『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』で知られる片渕監督は、ほかにもTVアニメ&OVA『BLACK LAGOON』シリーズや、『マイマイ新子と千年の魔法』『アリーテ姫』といった劇場アニメなどを手掛けてきました。

 その片渕監督が2017年に構想を始めたというのが『つるばみ色のなぎ子たち』で、それからのこの6年間は「コントレールという会社、スタジオ自体を作って、この映画のためのスタッフを養成しながらここまで来たという年数でもあります」といいます。

 株式会社コントレールは2019年に設立されたアニメーション企画・制作スタジオで、片渕監督はその取締役、そして代表取締役は大塚プロデューサーです。

 MAPPAと別の会社を立ち上げた意図について、大塚プロデューサーは「片渕監督の作品作りをMAPPAの一本の“ライン”として作っていく事に、『この世界の片隅に』で限界を感じました。片渕監督の作品を作る、その為のスタジオを新たに作ろう! と2019年に始まったのがコントレールです」と説明します。

 また片渕監督はコントレールについて「(社名は)飛行機雲という意味なんですけど、僕は早いものでアニメーションを始めて40年以上経って、60歳を超えてしまったのですが、そんな50代、60代のベテランと20代の若い人たちが一緒にやっていくスタジオです。僕たちは前を飛んで後ろに飛行機雲を残すけど、それを自分の糧にして成長して頂いて素晴らしいアニメーション映画の作り手たちになってもらえるといいなと思って若い人たちと仕事をしています」としています。

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