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〆切まで15時間! 漫画家の修羅場と友情描いたマンガに「オレも頑張らねば」の声

15時間後に締切が迫った漫画家の「修羅場」を描いた漫画が話題に。かつてマンガの腕を競い合った親友に手伝いを頼んだ主人公でしたが……。

極限状態のなか、漫画家の「独白」が胸を打つ

『15時間後に〆切が迫った漫画家の修羅場』より(四位晴果さん提供)
『15時間後に〆切が迫った漫画家の修羅場』より(四位晴果さん提供)

 未完成のマンガ原稿が12ページもあるのに、15時間後に原稿締切が迫っている漫画家の「修羅場」を描いたマンガが話題になっています。かつてのマンガ仲間に助けを求め、2人の友情の力で何とかピンチを乗り越えようとする緊迫のストーリーです。

 このマンガを描いたのは、漫画家の四位晴果(@haruka_shii)さん。隕石により生態系が崩壊した地球を舞台としたSF作品『メテオド』(週刊少年サンデー)、命を狙われる男子高校生と押し掛けてきたお庭番が繰り広げるコメディ『よしとおさま!』(ゲッサン)、恋する女子高生がホラーマニアの先輩に振り回される『片恋スクリーム』(ゲッサン)などの連載作品を手がけています。

 公開された「修羅場」マンガは、主人公の漫画家・安西のもとへ、かつてマンガの腕を競い合った親友・佐渡が訪れるところから始まります。すでに就職してマンガを離れた佐渡でしたが、締切は15時間後に迫り、アシスタントも不在。どうしようもなくヤバイ状況に、仕方なく作業を手伝うことに。

 刻々と締切時刻が迫るなか、途切れる集中、襲ってくる空腹と睡魔……極限状態のなか、締切だけでなく、漫画家としての危機感にも追い詰められた安西の独白に、佐渡は厳しくも偽りのない感情をぶつけます。

 作者の四位さんは「この漫画に描いてあるネタは全て私に起こった事」と話しています。その緊迫感とリアルな切実さに、読者からは「緩急が凄くて最後に大笑いした」「リアルな感情が見えます。素晴らしい漫画」「同じような境遇の友がいる。オレも頑張らねば」などの声が寄せられています。

(マグミクス編集部)

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