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所沢で開催ッ!「連載30周年記念 地上最強刃牙展ッ!」レポート 等身大ジャックに感動

2023年5月27日(土)から7月9日(日)にかけて、「連載30周年記念 地上最強刃牙展ッ!inところざわサクラタウン」が開催中です。作者の板垣恵介先生が30年に渡って積み上げてきた『グラップラー刃牙』から最新シリーズの『バキ道』までの原画など、趣向を凝らしたさまざまな展示が行われています。

『刃牙』シリーズ30年の歴史が一挙に

地下闘技場内でファイティングポーズをとる主人公・刃牙を再現した展示 (C)板垣恵介(秋田書店)1992
地下闘技場内でファイティングポーズをとる主人公・刃牙を再現した展示 (C)板垣恵介(秋田書店)1992

 2023年5月27日(土)から7月9日(日)にかけて、「連載30周年記念 地上最強刃牙展ッ!inところざわサクラタウン」が開催中です。作者の板垣恵介先生が30年以上に渡って積み上げてきた格闘マンガ『刃牙』シリーズの現時点での集大成と言えるイベントで、1991年連載開始の『グラップラー刃牙』から最新シリーズの『バキ道』までの原画など、趣向を凝らしたさまざまな展示が行われています。今回はイベント開催前に行われた、メディア向け内覧会の様子をお届けします。

 今回、イベントが開催されているのは埼玉県のところざわサクラタウン内にある、角川武蔵野ミュージアム3Fの「EJアニメミュージアム」です。会場のそばにはイベント開催を知らせる大型の展示物が据えられており、来場者の期待を高めます。

 イベント会場の入り口付近の大型のキービジュアルや烈海王に本部以蔵、渋川剛気など人気キャラクターたちのスタンディに出迎えられながら会場入りして、最初に目にするのは板垣先生からのメッセージでした。短い文章のなかに込められた、先生のマンガにかける熱い想いを感じながら足を進めると、まずは『刃牙』シリーズの原点である『グラップラー刃牙』の名場面の原画が飾られたコーナーへとたどり着きます。

「地下闘技場編」「幼年編」での鎬紅葉・昂昇兄弟、マウント斗羽、夜叉猿、花山薫、ガイアなど、強敵との懐かしい名場面の後に待っているのは、主人公・刃牙が13歳の時の父・範馬勇次郎との勝負です。母・朱沢江珠を目の前で殺される悲劇に見舞われながらも、生き残った刃牙はその後「地下闘技場」のチャンピオンとなり、展示はシリーズ屈指の人気を誇る「最大トーナメント編」へと移行します。

 かつて熱く胸を焦がした名勝負の数々を眺めながらさらに先へ進んでいくと、なんと待ち受けていたのは「等身大」のジャック・ハンマー(5部『バキ道』時点の2m43cm)! ベースとなったイラストは当然、板垣先生の描き下ろしです。その巨大さはかがんだ状態にもかかわらず人間ひとり分の高さを誇るほど。シリーズのファンならば、この威容は必ず目に焼き付けておくべきでしょう。

「等身大ジャック」の後には、刃牙が最大トーナメントで優勝した後、大会参加者たちが刃牙を廊下で待ち受けて祝福する「遅えぞチャンプッッッッ」の名場面が臨場感たっぷりに味わえる、巨大展示もありました。

【画像】等身大「ジャック・ハンマー」と普通の人が並ぶと? 見どころ満載の「刃牙展」の展示を見る(20枚)

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