『ワンピ』悪魔の実「幻獣種」はなんでもアリ? 今後出そうなモデルを予想!
『ONE PIECE』悪魔の実のなかで、「動物系の幻獣種」は、最近は「なんでもアリなんじゃないか」と言われています。マルコやセンゴクは希少とされる幻獣種の実を食べていた人物で、強い力を発揮していました。ワノ国編で新しい幻獣種が登場したことから、ファンの間で今後出てきそうな幻獣種について議論が交わされています。
ファンが今後登場しそうなモデルを考察中?
人気マンガ『ONE PIECE』では、食べると特別な力を得る「悪魔の実」を食べているキャラが多く、それぞれの能力が勝負にも大きな影響を与えています。悪魔の実は超人(パラミシア)系・動物(ゾオン)系・自然(ロギア)系の3タイプがあり、なかでも、生き物に変身できる動物系のモデルは、ファンの間で「なんでもアリではないか」という意見も飛び出しているようです。
動物系には「モデル」となる生物があり、そのなかには「古代種」と「幻獣種」もいます。上記の3分類のなかでは自然系が希少とされていますが、今回注目する動物系幻獣種は、その自然系よりも少ないとされているようです。
幻獣種の実の能力はマリンフォードの「頂上戦争」で初めて登場し、白ひげ海賊団・1番隊隊長のマルコや、当時の海軍元帥・センゴクがその能力者であることが判明しました。懸賞金10億ベリー以上の実力を誇るマルコは、「トリトリの実 モデル『不死鳥(フェニックス)』」を食べています。マルコは実の能力によって不死鳥に変身して飛行することができ、青い炎によって相手から負った傷の再生も可能です。
また、現在は海軍本部大目付となったセンゴクは「ヒトヒトの実 モデル『大仏』」を食べており、金色の巨大な大仏に変身します。戦闘シーンは多くありませんが、センゴクが能力を使って巨大になった姿や、掌から出した衝撃波の威力は今でも印象に残っている方も多いでしょう。
その後、「ワノ国編」では一気に「幻獣種」のキャラが増えています。特に強敵だったのが、元四皇・カイドウも、幻獣種の「ウオウオの実 モデル『青龍』」を食べていました。ネット上では、「龍」ではなくわざわざ「青龍」と表現されていたことに関して、中国の神話に登場する霊獣「四神(しじん)」になぞらえて「四神全てが登場する可能性がある。トリトリの実モデル・朱雀、ネコネコの実モデル・白虎、玄武はカメカメの実かな?」などと、考察するファンもいました。
その他モデルとして、日本の妖怪「大入道」や、日本神話に登場する神格化された狼「大口真神(オオクチノマカミ)」、同じく日本神話の8つの首を持つ蛇の怪物「八岐大蛇(ヤマタノオロチ)」などが登場した他、ルフィの「ゴムゴムの実」の本当の名も幻獣種の「ヒトヒトの実 モデル『ニカ(太陽神)』」であることが明らかになっています。いきなり幻獣種が増えたことから、ネット上では、新しく登場しそうな幻獣種のモデルについて予想も始まりました。
西洋系の伝説の生物では、「イヌイヌの実 モデル『ケルベロス』」や「ウシウシの実 モデル『ミノタウロス』」、「ヒトヒトの実 モデル「天使(エンジェル)」などが挙げられています。また、現状の幻獣種でも登場率が高い日本、アジア系由来の伝説の存在では、「ヒトヒトの実 モデル『ダイダラボッチ』」や、「ヒトヒトの実 モデル『鬼』」、「ヒトヒトの実 モデル『閻魔』」、「ゾウゾウの実 モデル『ガネーシャ』」なども、予想されているようです。
「なんでもアリ」と感じてしまうほど可能性を秘めた動物系幻獣種は、これからどのようなモデルが登場するのでしょうか。また、まだ「ヒトヒトの実」を食べたというだけで「モデル」は不明なチョッパーに関しても、「変身形態や過去のセリフから考えて『雪男』では」などと考察されています。ファンの予想は当たるのか、最終章の展開に要注目です。
(LUIS FIELD)