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『サザエさん』磯野家の平屋を「売却」するなら? 査定結果がヤバすぎ

日本一有名な一家と言っても過言ではない、『サザエさん』の磯野家が住んでいる昔ながらの一軒家を売却すると、いったいどのくらいの価格になるのでしょうか。立地、間取り、坪単価の観点からおおよその査定すると、衝撃の高価格になりました。

古き良き日本家屋である磯野家、現在では驚きの資産価値に

アニメ『サザエさん』キービジュアル  (C)長谷川町子美術館
アニメ『サザエさん』キービジュアル  (C)長谷川町子美術館

 国民的アニメ『サザエさん』では、磯野、フグ田家が暮らす一軒家は広々とした平屋として描かれています。古き良き昔ながらの一軒家、という佇まいですが、現代の住宅事情を鑑み、この一軒家を売却するとどのくらいの価値になるのでしょうか。立地、間取り、坪単価の観点から、磯野家の資産価値を想定してみます。

 TVアニメ『サザエさん』の公式サイトによれば、磯野家が住んでいるのは「あさひが丘」という町だそうです。この「あさひが丘」は架空の街ですが、実は観光名所として『サザエさん』をPRしている実在の町があります。それは、東京都世田谷区にある「桜新町」です。

 桜新町は、原作マンガ『サザエさん』の作者である長谷川町子先生が住んでいたことのある町で、「長谷川町子美術館」「長谷川町子記念館」などの施設もあり、「サザエさん通り」と呼ばれる道も存在しています。今回はこの桜新町に磯野家が住んでいると仮定して、あの一軒家の査定をしてみましょう。

 ちなみに『サザエさん』を手掛けてきたアニメーション制作会社「エイケン」のプロデューサー・田中洋一さんが、「サザエさんヒストリーブック1969-2019」のインタビューで、「『サザエさん』の舞台は現代」と語っているので、磯野家の家屋も「現代の価値」に照らし合わせます。

 世田谷区は、東京23区内で2番目の広さを持っており、高級住宅街と呼ばれる「田園調布」や「成城」などのエリアも存在します。磯野家が住んでいるとされる「桜新町」は、世田谷区であることに加え、東京を代表する繁華街・渋谷まで4駅、所要時間は最短で9分という抜群のアクセスの良さを誇ります。

 次に「アニメサザエさん公式大図鑑 サザエでございま~す!」(扶桑社)に掲載されている情報を基に、磯野家の詳しい間取りについて調べました。

 同書によれば、磯野一家の内部は、大家族におすすめの平屋建てであり、広々とした縁側や庭、浴室スペースも充実していることがわかります。間取りは台所、居間、客間の他に「カツオとワカメの部屋」「マスオ、サザエ、タラオの部屋」「波平のフネの部屋」などがあり、すべてが畳敷きの和室となっています。これらの情報から、磯野家の間取りは5DK(台所と居間が分かれているため)である、と考えられるでしょう。

続いて、坪単価についてです。株式会社Land Price Japanの調査による桜新町の平均坪単価は、259万232円とされています(2022年調べ)。そして磯野家の5DKの平屋の坪数に関しては、いくつもの不動産会社が自社のホームページで予想を出していました。やはり、プロも磯野家の価値は気になるようです。

 その情報をもとに、少ない「66坪(株式会社鹿児島不動産バンクの予想)」から「115坪(株式会社LIFULLの予想)」までざっと計算してみると、土地だけでもおよそ1億7095万円から2億9787万円の価値があることになります。高く見積もると3億近い額となり、磯野家の資産価値はかなり高いようです。

 一方建物については、築年数が不明のため、はっきりとした査定を出すのは難しいと考えられます。ですが、これだけの価値ある土地を持っていれば、古くなった家屋をフルリノベーションしたり、2階や3階建ての一軒家に作り変えたりといった、将来設計のバリエーションも豊富になりそうです。まだ54歳の波平のセカンドライフも、カツオら子供たちの将来の生活も、見通しは明るいと言えるでしょう。

(LUIS FIELD)

【画像】何坪ありそう? 俯瞰で見ると広く感じる「磯野家の間取り」

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