『ドラゴンボール』最も死亡回数の多いキャラは誰? ファンも忘れがちな死因を回顧
『ドラゴンボール』では次々現れる強敵とのバトルが描かれ、とくに激しい戦いでは人気キャラですら壮絶な死を遂げることがありました。神龍の力で生き返ることができますが、ファンから「死にすぎじゃない?」とツッコまれることも。そんな『ドラゴンボール』で、何度も死んでしまったキャラクターをご紹介します。
死んだら復活するのがお約束?

『ドラゴンボール』の世界では、神龍の力によって死んでも生き返ることができる設定があります。それでは、死んでは蘇ってを繰り返したキャラクターのなかで、もっとも死んだ回数が多い主要キャラとは誰だったのでしょうか?
実は『ドラゴンボール』の世界には、死亡回数2回のキャラは大勢います。その代表となるのが主人公の「孫悟空」です。
悟空は、実の兄のラディッツとの戦いで、ピッコロの魔貫光殺砲をラディッツもろとも食らって死亡します。その後、神龍の力で復活した悟空ですが、セルが自爆攻撃を行った際に地球を守るために瞬間移動して、界王星で爆死しました。
死亡回数2回のキャラには、悟空のライバルキャラだった「ベジータ」もいます。まずナメック星でフリーザに殺されたベジータですが、圧倒的な力を誇る魔人ブウに対抗するため、自爆攻撃を敢行したシーンが印象に残っているファンも多いのではないでしょうか。
あのベジータが、幼いトランクスに別れを告げるシーンは感動的で、ベジータの好感度が一気に上昇したエピソードでもありました。
同じく2回死んでいるキャラが「ピッコロ」です。悟空の息子・悟飯をナッパの攻撃から守るために盾となり、力尽きたシーンは涙なしには語れません。また、魔人ブウによって地球が破壊されたときも巻き込まれて死亡しています(このとき地球にいたほぼ全員が死亡しました)。
ほかにも、ピッコロ大魔王を封印するために魔封波を使って命を落とした亀仙人、ナッパ戦で左腕を失いながらも気功砲を放って力尽きた天津飯、サイバイマンの自爆に巻き込まれて死亡したヤムチャなども、2回死亡したキャラです。
そして栄えある死亡回数の第1位に輝いたのは、悟空が超サイヤ人に目覚めるきっかけとなった死亡シーンが有名な「クリリン」です。
クリリンは計3回の死亡を経験しています。最初はピッコロ大魔王の手下のタンバリンに殺害され、続いてフリーザによって爆殺され、最後は魔人ブウにチョコにされて食べられて死んでいます。
しかし、そんな死亡シーンが印象的だったクリリンと同じく、3回の死亡を経験しているキャラがもうひとりいます。それは天津飯の相棒の「餃子」です。
意外と忘れられがちですが、餃子はピッコロ大魔王によって殺されています。続いてサイヤ人との戦いでは、餃子はナッパを相手に自爆攻撃を行って死亡しました。そして魔人ブウの地球破壊の際に、三度目の死を迎えています。
ちなみに、『ドラゴンボール』のメインキャラクターを除けば、彼らを復活させてきた神龍こそがもっとも死亡(消滅も含む)しているキャラであるといえます。
(LUIS FIELD)