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原作にも出てほしい! ファンが受け入れたジャンプの「アニオリ」キャラ

アニメや劇場版作品に登場する「アニメオリジナルキャラ」は、原作に登場しないという点で、時にはファンから批判の声を浴びることもあります。今回は、逆に原作ファンに受け入れられた「週刊少年ジャンプ」作品のアニオリキャラを紹介します。

原作ファンにも人気のアニオリキャラ

『ONE PIECE FILM RED』謎の少女・ウタのキャラクタービジュアル (C)尾田栄一郎/2022「ワンピース」製作委員会
『ONE PIECE FILM RED』謎の少女・ウタのキャラクタービジュアル (C)尾田栄一郎/2022「ワンピース」製作委員会

 アニメや劇場版作品に登場する「アニメオリジナルキャラ」は、原作ファンから「余計」「つじつまが合わなくなる」など、批判を浴びることもあります。しかし、その魅力で「本編にも出てほしい」など、人気を得たキャラもいました。

「アニオリ」キャラで最近大きな話題と人気を集めたのが、劇場版アニメ『ONE PIECE FILM RED』に登場する「世界の歌姫」ウタです。ビジュアル、性格の魅力だけでなく、その圧倒的な悪魔の実の能力や、歌い手のAdoさんが歌唱キャストを担当した歌声で、『ONE PIECE』劇場版シリーズ初の興収100億円突破にも貢献しました。フィギュアなどのグッズも多数発売されています。

 公開前から四皇であるシャンクスの「娘」で「ルフィの幼なじみ」という設定が話題になった一方、ネットで「いくら何でも後付けすぎる」「本編のつじつま大丈夫?」などの意見が出ましたが、公開後はそういった声も収まっていきました。ファンの間では「キャラ設定、ビジュアル、能力と文句なしだよね」「映画館でウタの歌声に引き込まれた」「世界の歌姫って設定に批判が出ないAdoってすごすぎない?」「ギリギリ矛盾しない範囲で原作にも出てきて欲しい」といった声が上がっていました。

 その他、ネット上で多くの支持を集めていたアニオリキャラが、『ドラゴンボール』シリーズのブロリーとクウラです。ブロリーは、劇場版『ドラゴンボールZ 燃えつきろ!! 熱戦・烈戦・超激戦』で、初めて登場します。ド迫力のビジュアルと圧倒的な戦闘能力で人気を呼び、劇場版アニメに何度も登場、『ドラゴンボールZ 超戦士撃破!!勝つのはオレだ』にはクローンであるバイオブロリーも出てきました。

 一方のクウラはコルド大王一家の長男で、宇宙の帝王・フリーザの兄という設定です。劇場版2作品で敵キャラを務めており、その実力はフリーザを遥かに上回るほどでした。フリーザとは違い武人らしい気質を持つクウラに、「最終形態に惚れた」「徹底的な冷酷さが敵キャラとして完璧」「手抜きしないのかっこいい」といった声が上がっています。

 また、『幽☆遊☆白書』でコエンマへのツッコミ役になった、青鬼のジョルジュ早乙女も人気があります。コエンマとの漫才のような掛け合いが面白いと話題になり、ゲームや舞台版にも登場しました。今後公開予定のNetflixの実写ドラマ版にも「出てきてほしい」との意見もあります。

 ほかにも「『こち亀』の婦警コンビ(清正奈緒子と小野小町)が可愛かったな」という声や、金髪にツインテールなどの「萌え要素」をふんだんに取り入れたキャラクターの「『遊☆戯☆王』のレベッカ・ホプキンスが好きだった」「『劇場版 銀魂 完結篇 万事屋よ永遠なれ』の『時間泥棒』は、声が山寺宏一さんだから好きになっちゃう」と、いろんなキャラが人気を集めています。

(マグミクス編集部)

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